医療の世界においては、コンサルタントが主張するマーケットリサーチは不要だと思っている。
医療コンサルタントは、まずは、病院の立て直しに、患者や地域住民にアンケート調査をし、患者の不満や地域での病院の評判を確かめる。
その欠点、問題点を指摘し、さあ、皆さん、この問題点をクリアすれば、病院に患者は戻り、経営は再建しますと、指導してくれる。
でも、そんな事は、まともなスタッフは皆勘付いている。
それが、実行できるくらいなら、とっくに実行できている。
問題は、理事長や院長が、気がつかないくらいボンクラか、他の事にうつつを抜かしているかだ。
医療ニーズは、患者から、社会から突きつけられている。
それを、見ないふりをするか、する情熱が足らないかだ。
医療福祉の社会性から言って、マーケットのニーズは、調べるまでもなく、巷に溢れている。
私が、知るべきは、職場環境の実態と、職員の悩み。
問題のある職場はない。
問題のある幹部が、現場を泣かせているだけだ。
今日もその問題の会議が続く。
現場の声が私に届かないとすれば、誰かが邪魔をしているのだ。
声を届けるべき中堅幹部が怠慢なのだ。
部下よりも、己の保身ばかり考えている。
職員を守り、セクハラ・パワハラをする上司を懲罰する。
姫を守り、怪獣を退治する。
勧善懲悪のテレビゲームみたいだが、世の真理は、単純明快。
職員に分かりやすい経営を目指す。
現場にいない幹部、現場を見ない経営者は、職員を泣かすだけだ。
私は、常に、反省と怒りの経営者だ。
湖山Gは、組織では経営できない。
それが、問題だ。
パルスオキシメーター 97・99・99
体温36.6 血糖151
円卓の騎士見参 代表 湖山 泰成
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