【銀座湖山日記/3月14日】分散型自立組織

【銀座湖山日記/3月14日】分散型自立組織

経営学で関心のあるのは、経営組織論。
両手の経営。
医療と介護の湖山Gの事ではないか。
最近は、分散型自立組織。
これも、多数の医療法人、社会福祉法人、株式会社、財団、社団、NPOで構築されている湖山Gそのものだ。
私は、その構造を、ヘルスケア・デザイン・ネットワークと名付けた。
30年も前に。
各法人の創業者、理事長、出資者、寄付者は私だが、それ以外は、担当スタッフが望みの仕事を実現する。
発想と、行動と、責任は、経営理事と呼ばれる法人事業部長が行う。
子会社とも違う。
湖山のフランチャイジーとも違う。
ボランタリーチェーンの方が近い。
私は、地域振興協同組合、共済会、病院会、生協を合わせたようなイメージで創生した。
分散型自立組織。
正に、湖山Gが、体現しているではないか。
昨日、「銀座湖山日記の語録集2021−2022」が、手元に届いた。
スタッフの一人が、発案し、編集してくれた。
手元に載るサイズで、可愛く、品がある。
装丁の事である。
中身は、この銀座日記から、一文を抽出して、編集したもの。
気恥ずかしいが、ここには、私の人生の汗と涙がある。
新人職員に配られると思う。
湖山G創設40周年事業の一つが完成した。
これも、分散型自立組織の成果の一つ。
新聞記事で、スーパーの創業者がお亡くなりになったのを知った。
その経営者は、会社が大企業になっても、月に一回は、倒産する夢を見るとインタビューに答えていた。
その答えが、印象的で忘れずにいたのだが、今になれば、その人の気持ちが、私にも良くわかる。
よく、よく、わかる。
今になれば。

パルスオキシメーター 98・99・99
体温 36.6 血糖209

非自立型経営者 代表 湖山 泰成