今日も1日在宅勤務。
今日だけで、9つの役員会がある。
オンライン、ズーム開催。
新幹線、飛行機で、役員会の為に全国を飛び回っていた頃が懐かしい。
帰りの乗り物の中では、ご当地のお酒をきこめして、二日酔。
それでも、新刊をめくって、読み漁る。
更に、ミステリーSF映画のプロットを練っていた。
勿論、素人のお遊びで、現実化する事はない。
次に施設を作る街を舞台に、新しい職員を主人公に。
天変地異、災害、戦争、政治陰謀、スパイ、冒険小説ばかりで、恋愛ストーリーはない。
小松左京の日本沈没と、星新一のショート・ショートに、筒井康隆の狂気を足したような顛末となる。
まあ、思いつき、発想重視のまとまらないシーンばかり考えて、一人面白がっていた。
幸いな事に、どれも、アルコールと共に蒸発して、何も記憶に残っていない。
過去の栄光の話はこれまで。
今は、7種の薬草茶を順番に飲んでるような、茶室の御隠居生活。
暇で退屈なものだから、自分で米を炊いてみた。
施設のある街のお米を頂いてある。
昨年の新米がまだ、残っている。
その地の水で炊くのが、1番美味しいのだが、東京の水道水を使う。
今年の新米が出る前に、今のうちに賞味しなければと、2合づつ食べている。
お湯で研いで、熱湯で炊く。
一晩浸水させるのも、もどかしく、すぐ炊いてしまう。
水を多めにして、柔らかく。
本当ならば、お粥にしてしまった方が、喉に詰まらず、安全なのだろうが。
1人で炊いて、食して、誤嚥肺炎になったら、笑い話にならない。
お茶漬けにして食べている。
早飯の習慣を治したいのだが、どうも、せっかちが治らない。
会議中の弁当や、会食の習慣で、無意識に箸を運ぶ。
しかも、会話をしながら、電話をしながら、テレビを見ながら、無意識に。
子供の頃、ながら族で、よく、母親に叱られた。
最近、ますます、食べるのが、せわしなくなったような気がする。
時間はたっぷりあるのに。
会食、会議では、何人いても、いつも私が1番早く食べ終わる。
自慢にならない。
米を研ぐのは、嫌いではない。
子供の頃の、母が毎日米を研ぐ後ろ姿を、今でも覚えている。
生涯、嫁いだ時から同じザルを使い続けていた。
泰成君は、もう、ぼこぼこで、金属が擦り減っていたのだから新しい物に買い変えたらと言った。
そしたら、母は、穴が開くまで、このザルを生涯使い続けるのだと、言い切った。
母の、主婦としての、意地みたいだった。
その時のシーンもよく覚えている。
それほど、料理が好きだったようにも思えないのだが、そこにはこだわりがあった。
職人の、道具へのこだわりとは違う、専業主婦としての。
外で働かせてもらえなかった、当時の女子大卒の専業主婦の意地か。
医学生の父と、学生結婚をして、マイカー付き、お手伝いさん付きの新婚生活だったのだから、今となっては、贅沢な浮世離れした時代の話だ。
結局、穴が開くまでは使えなかったザルは、私の手元に残っている。
両親と住んでいた時の、家族用の炊飯器を使っているので、最新の1人用の炊飯器を買ってみようかと思っている。
パルスオキシメーター 99・98・99
体温36.3 血糖128
梅茶漬けか鮭茶漬けか、それが問題だ。 代表 湖山 泰成
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