半世紀の渋谷の百貨店が昨日で、閉館となった。
建て替えられ、4年後には、六本木ヒルズのような複合施設になる。
高級ホテルも入る。
最近の都心街づくりのトレンドだ。
最終日は、人手が凄かっただろう。
隣の東急文化村も、殆ど閉館。
コロナの前は、毎月一回は、ここに行っていた。
渋谷の街並みは、若い人出で怖くて、歩けない。
タクシーで、百貨店に直行直帰。
映画館、美術館、たまに劇場、そして、最後は、デパート最上階の本屋で、30冊位新刊本を買う。
帰りは、タクシーでないと帰れないわけだ。
こういう拠点を失うと、しばらくは、渋谷そのものに行く機会を失う。
若い頃は、レストランや、バーが拠点だった。
やがて、映画館、美術館が拠点となり、老人は、百貨店や図書館が行き場所となる。
渋谷に行く機会は減りそうだ。
池袋の大百貨店も、閉館で、大型電気販売店になると言う。
区長は、文化的な区に相応しくないと反対しているらしいが。
電気販売店には、老人は少ない。
若夫婦が多いと思う。
若者を集めたいのだろう。
老人ばかりにしたくないのだろう。
若者はどこに集まるのか。
ネット社会は、若者こそ、都会にこだわらないのかも知れない。
地方のチャンスだ。
地方創生は、これからだ。
パルスオキシメーター 99・98・99
体温36.3 血糖115
記憶の中の街並み 代表 湖山 泰成
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