【銀座湖山日記/1月23日】職員の声聞こえていますか?

【銀座湖山日記/1月23日】職員の声聞こえていますか?

14000人もいると、声は、中々聞こえてこない。
毎日の稟議書も、日報も、見えてくるのは数字ばかり。
月次の基本会議も、財務会議も、基本は数字に置き換えなければ決定にならない。
私の決済は、早く言えば、上限金額の決定だ。
建築総工費。竣工式予算。
採用説明会の中身より、全体の総予算の確保。
賞与、加算手当、借入枠、全て予算上限枠の設定。
その中身は、担当部長役員がまとめて上申してくるので、あまり、突っ込んで再検討する事は少ない。
幹部の能力も、法人組織全体の経験値も上がって来た。
でも、違った視点から言えば、業務が、慣れるほど、マンネリになって来たとも言える。
経営者の大事な仕事は、老朽化した建物ばかりではなく、硬直化した組織を壊す事にある。
新規事業検討の前に、創造のために。
同じ施設作り、教育でも更に進歩を続ける為に。
その為には、全職員の声を聞く事。
私が知らずとも、幹部の誰かの耳に届き、対応ができている事。
でも、私が知って、聞いて始めて組織が動き出す、対処する事例もゼロではない。
残念だが、遠くの職員の声は銀座の私まで、遠く、なかなか聞こえてこない。
だからなのだろう、ズーム会議での、出席者の顔は、良く見る。
執拗に、表情、目付き、視線を確かめる。
答える時の視線が気になる。
うつ向いていたり、瞼が重いと、質問を続ける。
私に強い視線を送るという事は、カメラ目線にすると言う事だ。
それ程の自信、強気の性格の人も、やはり、問題を起こす事がある。
自己中心、自信過剰なのだろう。
医療福祉の湖山Gは、弱き者の集まりの集団。
強気リーダーが必要なのだが、弱き部下を育て守る愛情と責任感も必要。
そんな幹部が、たくさん居たら、私は苦労しない。
幹部の指導が私の仕事なのだ。
軍団の声は、遠く、耳に届かずとも、イベントや研修会での元気な、笑顔の写真は励まされる。
メールで送られてくるのを、プリントして、事務所の壁に貼ってある。
高校の写真部長だった私だ。
写真を観る目は違うと言いたい。
経験とセンス。
それを職員に伝える方法は、未だ見つからない。
この日記以外には。

パルスオキシメーター 98・98・99
体温36.3 血糖170

サイボーグ009より003フランソワーズ 代表 湖山 泰成

ーーーーーーー 

【銀座湖山日記】

http://koyama-cn.com/

● https://www.facebook.com/koyama7412

https://twitter.com/Morimoto