【銀座湖山日記/1月22日】歌舞伎と宝塚

【銀座湖山日記/1月22日】歌舞伎と宝塚

1日で、昼は宝塚、夜は歌舞伎とダブルヘッダーは、流石に私も初めてだった。
両者、銀座の代名詞だが、二つは好対照だ。
男だけの歌舞伎は、男演ずる女役の色気が、本物の女性を凌ぐ。
女だけの宝塚では、、女演ずる男役スターの格好良さが、本物の男など相手にしない。
両親は、歌舞伎座でお見合いをしたかも知れない世代だ。
でも、宝塚でお見合いは聞いた事がない。
デートで彼女を宝塚に誘ってはいけない。
彼女は、理想の男性像の舞台の上のスターに魂を奪われて、現実の生の男のあなたなど目に入らなくなる。
その二つの劇場の間に、銀座、銀座本部はある。
その二つの文化で、日本独自の銀座文化がある。
歌舞伎は、ドンドン・チントンシャンの独自の日本のリズムがある。
歌舞伎は、演技の間合いと決めが命。
宝塚は、男役と女役の視線の絡みで舞台が動く。
今回の宝塚の演目は、舞台回し、演出のテンポが速く、躍動感があった。
宝塚のスターの見せ場は、歌舞伎と共通したところもあったのだが、今は、アクション映画に近くなった。
うっとり感が減り、ハラハラドキドキ。
少女漫画から、アニメに変わったような気分。
歌舞伎も、正月新橋演舞場公演なので、歌舞伎座公演と雰囲気が違う。
どちらも、新年の目出たさ、あでやかさを盛り上げたかったのだろう。
結局、味噌汁とコンソメスープ、どちらも、美味しかった。
昨夜の夕食も、ダブルヘッダーで、2回宴会があった。
ステーキハウスでステーキと、料亭で天ぷら。
観るだけで、生きる力を充電した気分だ。
職員と一緒に観て、感想を語り合い、共感して、感激も興奮も冷め止まない。
最近、職員の笑顔が増えたような気がする。
歌舞伎、宝塚、劇団四季の観劇会の効果かなとも思う。
初めて、舞台を観て体験した若いスタッフの楽しそうな風情が、銀座の自称若旦那から御隠居となった今の小生には、事の他嬉しい。
経営者の役得だな、と感謝した。
また、行きます。
40周年記念湖山座新春公演、迫る。
乞うご期待あれ。

パルスオキシメーター 98・98・98
体温36.3 血糖200

劇場主 代表 湖山 泰成

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