【銀座湖山日記/1月16日】一般社団法人コラボ問題

【銀座湖山日記/1月16日】一般社団法人コラボ問題

虐待や性被害に苦しむ女性を支援する事業を、東京都から委託を受けて来た社団が、問題になっている。
活動内容の実態はわからないが、経理報告がいい加減だった。
領収書がない。
領収書が偽物、いい加減。
これは、言い訳にならない。
税金をもらって、使っているのだから。
運営者の社会常識の無さと、傲慢さだと思う。
医療法人でも社会福祉法人でも、株式会社でも、個人事業でも、経費は領収書がないと認められない。
社団法人であればこそ、自覚を持ってほしい。
行政もしっかりしてほしい。
法人を選定し、税金による補助金を支給した自治体の責任もある。
真面目に無給で、無休のように働いて来た、同業の代表が怒っていた。
都は、最初の情報公開請求には、黒塗りで何も読めない文章を返した。
請求者は、更に調査して、欠けている文書を見つけて、それを指摘し、住民請求で、東京都の調査記録を請求した。
そしたら、都は、最初は、書類は紛失と答えた。
行政にとって、公式文書紛失は、懲戒免職に該当する重罪だとわかると、内部規定に基づいて、処分したと回答を変えた。
これは、都民を馬鹿にしているだろう。
どう見ても、資金を目的外に使って、報告書を偽造したとしか思えない。
官ができない事を、民が取り組むのは素晴らしい。
だからこそ、福祉の民は、公並な、コンプライアンスが必要なのだ。
湖山Gは、昨年から、福祉法人の会計外部監査制度を積極的に取り入れた。
更に、その会計士にコンプライアンス研修を依頼し、教育を深めている。
業務管理、報告、決済、入札、支払い、経理、財務。
上場企業並みを目指す。
NPOや一般社団にこそ、会計士の外部監査制度を適用したら良い。
ここは、会計士協会も、一言あっても良い。
欧米では、官ができない社会活動に、個人の篤志家、宗教法人が多大な寄付をして、支援する。
日本では、すべて、お国の補助金に頼る。
社会貢献事業、福祉事業にこそ、補助金に頼らずとも、行いたい。
湖山Gの社会法人は、利益を上げて、それを、地域貢献活動をする。
地震災害やコロナクラスターに、自前で抗原検査キットを持って、カートで救援活動に回る。
地域のイベントや、子供たちのスポーツ文化活動を支援する。
自分で稼いで、自分で社会の為に使う。
勿論、寄付して頂くことを、お断りする事はないのだが。
使い方を、余人に任せる事はない。
他人に、使ってもらう必要はない。
赤い羽根募金なども、歴史ある素晴らしい法人だが、事務管理費が多すぎると問題になっていた。
3・11の時、ハーバード大学から寄付先の相談があった。
赤い羽根募金を紹介したのだが、手数料が高すぎると断られた。
米国では、そう言う評判らしい。
4分の1が、手数料になってしまうらしい。
テレビで毎年やっている寄付を募る、福祉イベントの手数料は、どれくらいだろう。
全額、必要な人の下に届いているだろうか。
タレントは、ボランティアでも、広告代理店とテレビ局は経費をもらって要るのではないだろうか。
私の経験でも、若者を励ますイベントを、するから、数千万寄付しほしい、補助金を申請するのは手間がかかるのでと、言われた事がある。
代理店の自分の利益は、通常の半分で良い、放送料金は払わなくてはいけない。
やってあげます、と言うお仕着せがましい、偉ぶった態度に呆れて、その場でこと割った。
そんな良い事、楽しい事は、自分のお金で自分ですると。
こんなにして、寄付を集める時間があったら、自分の会社で稼いだらどうかと。
だからこそ、利用者や、家族から寄付を頂くと、その使い道に真剣に悩むのだ。
昔はアートや、テレビや柱時計などだったが、最近は、施設の思い出ベンチにする。
ネームプレートをつけて。
自分で稼いで、自分で楽しんで、自分で人の役に立つ。
それが、湖山の福祉活動、福祉法人の勤め。

パルスオキシメーター 97・97・97
体温36.3 血糖162

孤軍奮闘 代表 湖山 泰成

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