【銀座湖山日記/1月8日】医師の働き方改革来年4月から

【銀座湖山日記/1月8日】医師の働き方改革来年4月から

来年4月から、大学病院などの、公的病院においては、医師の残業時間が厳正に管理される。
診療所や、個人病院のオーナーは制限を受けないだろうが。
公立病院、大学病院の勤務医は、死にそうな患者が入院してきても、法的には働けない。
タイムカードを押して、ボランティアで働かざる負えない医師も出てくるのではないか。
既に、銀行などの、大企業では、常態化していると思う。
そうなると、大学病院は、今迄のように、民間病院や、地方の卒業生の民間病院、地方の公的病院に医師を派遣する事は出来ない。
本院の医師が、法的に足らなくなってしまうのだから、医師を外に派遣できるはずがない。
医師が、本当に足らなくなって、病院、病床は激減するだろう。
その影響は、地方、過疎地では、劇的な現象となる。
大病院の勤務医が、一気に開業して、診療所が増えるのだろうか。
診療所も、今は、結構開業費がかかる。
過疎地ならともかく、都会では、家賃が高い。
人件費も高い。
何せ、都会は、医療施設は、激戦地区となっている。
在宅医療の診療所ですら、これからの開業は、相当の営業努力がいる。
医師ほど、地方移転が望ましいのだが、そうする医師は少ない。
都会に集中しているのだ。
弁護士もそうかもしれない。
コロナで、都会は、医療崩壊と叫ばれているが、医療体制の実態は、変わっていない。
コロナが終焉するとは思えない状況の中で、医療体制は、本当の危機を迎えるだろう。
コロナで、赤字なのは、医療も同じ。
昨年度から、無利子融資返済が始まる。
倒産しないまでも、病床縮小、閉鎖する医療機関が増えるのではないかと、心配している。
困るのは、患者、国民だ。
そうなるまで、気がつかないのだとすれば、国民自身の責任なのだが。
今年は自治体選挙の年だ。
もっと、政策争点に取り上げて欲しいと願っている。
保育園は充足した。
医療は、これから本当に、足らなくなって来る。

パルスオキシメーター 97・99・98
体温36.1 血糖221 深夜のカレー

海図を開く 艦隊提督 代表 湖山泰成

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