【銀座湖山日記/1月6日】金融地産地消

【銀座湖山日記/1月6日】金融地産地消

大手メーカーをトップに育てた方の、経営の逸話には勉強になる事が多い。
最近亡くなった財界人の記事の中にも、唸る逸話を見つけた。
高収益のメーカーは、リストラが必須。
その企業も例外ではなかった。
製造現場の合理化だけではなく、本社管理部にも大鉈を奮った。
取引銀行が多い分、銀行担当者が多かったので、取引銀行を減らして担当者を減らせば良いと言ったそうだ。
それで、本当に、管理部門の人員を減らせたかどうか知らないが、すごい発想だと感服した。
逆転の発想とでも言うべきか。
さて、湖山Gはどうか。
湖山Gの施設は、当初は、町ごとに、新設法人で、介護施設を作った。
地元の銀行支店に、苦労してお取引をしてもらった。
生命保険や、個人保証で、ギリギリの運転資金を借りて、給料を払った。
手形だけは、発行しなかった。
手形金融は、資金繰りが甘くなり、倒産する危険があると思ったからだ。
その考えは正しかったが、初期は、本当に資金繰りに苦慮した。
毎年、新規施設を開設していたからだ。
医療法人、社会福祉法人は、株式会社のように上場して資金調達をする術がない。
湖山Gは、当初から、資金調達も地産地消、地元銀行に救われ、育てて頂いたのだ。
創業の頃に、井戸を掘って、水を飲ませてもらった恩は忘れる事はない。
初期からのお取引先を変える事は、湖山Gにはない。
共に成長を目指す。
今でも、全国多数の金融機関とのお取引を大切にしている。
金融を整理する事はない。
ますます、増えるのではないか。
施設体系も、地域も増えているので、あらゆる地元お取引先は増える方向だ。
お米と同様、お金にも地元の味があると思っている。
その地の塩と水。米と金。
地元の味わいは、お金にもあるのだ。
私だけの感性だろうが。

パルスオキシメーター 97・98・98
体温36.3 血糖167

明日の借金はしょっぱいぞ 代表 湖山 泰成

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