【銀座湖山日記/12月29日】過去を背負い未来に向かう

【銀座湖山日記/12月29日】過去を背負い未来に向かう

両親の居なくなった実家に住んでいると、幼少時代を思い出す物が溢れていて、片付けようとすると、思い出に浸ってしまう。
また、結局捨てられない。
タイムスリップに引き込まれる。
こうやって、老人宅は、ゴミ屋敷になるのだな、と実感した。
深夜寝床の中で、来年の湖山G40周年記念事業の事を構想しようとするのだが、何故か今までの歴史に引き込まれる。
楽しい思い出ばかりではない。
失敗や、騙された事、自分の間違った判断、後悔、懺悔、虚しさ、怒り、憎しみ。
負の感情に引き込まれる。
人生の後悔、後悔。
今迄何をやっていたのだろう、何故、その時気がつかなかったのだろう。
あの事業を進めなかった事の後悔。
この事業に手を出した事の後悔。
活動を、止めてしまった事の後悔。
何故、人間は、これほど後悔するのか。
忘れっぽい筈の私が、年の瀬になると、なぜ、これ程記憶力が戻るのか。
不誠実で、悪徳な職員に騙された事の悔しさ。
その部下達の不幸を思うと、申し訳無さが、募る。
年度末に向けて、来年度の新規事業を前向きに考える。
後ろを振り捨てて、前を目指す。
過去を忘れず、捨てず、過去を背負って、前に進む。
その上で、明るい未来を築く。
1番の励みは、保育園の園児の笑顔の写真だ。
あの頃の泰成君に戻り、泰成君が夢見る保育園を作りたい。
そこには、迎えに来る、亡き母の笑顔も見える。
望郷の思い出、ばかりではないのだ。
この子達、幼児の今を豊にする事が、この子達の生涯の思い出づくりになるのだ。
生涯を支える人生の思い出づくり。
それが、未来への介護。
幼い、君たちのおかげで、老兵は、今日も戦う。
明日の為に、未来への為に。

パルスオキシメーター 97・97・99
体温36.5度 血糖 163

バック・トゥー・ザ・フーチャー 代表 湖山 泰成

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