【銀座湖山日記/12月28日】年始年末人生習慣

【銀座湖山日記/12月28日】年始年末人生習慣

銀座が救急病院の頃は、暮れと正月の1週間は、銀座にフル出勤だった。
酔っ払いと、交通事故が多く、人手不足で、殆ど帰れなかった。
それでも、銀座のネオンを仰ぎ見る毎日は、刺激的で楽しかった。
救急隊や、警察官は、戦友のように思えた。
銀座も、救急から健康管理センターとなって、そんな事はなくなり、今は、臨戦体制の日々はない。
むしろ、コロナで学会や宴会もなく、今や週末や祭日は寂しい。
読書や、テレビや、ネットで、脳内世界だけで、時間を過ごす。
リアルな実社会の手応えより、ネット情報ばかり。
特に、映画に関しては、映画館で得られる物は、映画に観にくる人との出会い。
その雰囲気。
すべからく、劇場空間の雰囲気が好きなのだ。
歌舞伎座に行って、改めてそう思った。
幕間の一杯のワインや、シャンペンも恋しい。
でも、私くらいになると、思い出すだけで、ワインとシャンペンの喉越しは蘇る。
多少、見栄を張ってるかも知れないが。
今日は、自宅の掃除、車庫のシャッターの修理。
後は、テレビを観て過ごす。
テレビ局も、衰退すると言われる。
ネット放送と比べると、そうなると思う。
でも、映画から、テレビと言われた時代もあった。
選択肢が増えるのは、良い事。
その変わり、情報の信憑性を見極めるのは、本人の知性知識知見となる。
いや、その人の人生観、哲学、倫理観だと思う。
そして、それは、読書と思考でしか養えない。
そう、やはり読書がすべてなのだ。
新刊本も山のように買って読むのだが、感銘を受ける本は稀になった。
芸術、歴史、科学史が、今の私の定番だ。
昔読んだ本の再読が多くなった。
数年ぶりに、図書館に行きたい。
古い本、古い友人に会いたくなったのだ。
正月は、恒例で、銀座でネクタイと香水を買う。
銀座に人出は戻ってくるだろうか。

パルスオキシメーター 98・98・99
体温 36.2度 血糖 185

人生の年の瀬 代表 湖山 泰成

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【銀座湖山日記】

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