【銀座湖山日記/12月20日】社会福祉法人は現代の荘園か

【銀座湖山日記/12月20日】社会福祉法人は現代の荘園か

湖山Gは、個人病院からスタートした。
事業が軌道に乗ってから、医療法人化をした。
やがて、将来の事業継続を考え、医療法人財団とした。
私の次の経営者の為に、私の相続税の負担を無くす為である。
診療行為は、医師個人の物だが、病院は社会の公器と考えるからである。
その後、社会福祉法人を多く設立した。
社会福祉法人は、公益法人そのもの。
でも、全国で見た法人は、ファミリービジネスそのものばかりだった。
理事長は、お父さん、奧さんが事務長、子息が施設長。
そして、次の理事長は、息子さんが次ぐ。
家業そのもの。
でも、保育園も、神社も、お寺も、どこも家業となって継続されている。
これが、日本の福祉事業。
学校法人も子息が理事長職を継ぐ例が多い。
皆、中小個人企業なのだ。
良いも悪いもない。
それが、現実で、また、そうでないと承継者がいない。
相続税、税金を免除されている、社会事業法人。
歴史的に見れば、奈良時代から鎌倉時代までの荘園に近い。
社会福祉法人理事長は、現代の荘園領主か。
鎌倉殿も、荘園領主だった。
土地の私有化を認めないと言うと、現代の共産党中国。
でも、日本も、社会福祉法人、学校法人の土地財産は、個人の物ではない。
お国に寄付された、国の財産、公共財である。
建前は。
病院と特養ホームは、いっその事、国有化されたら良いと思う事がある。
特例郵便局の事業モデルは参考になるだろうか。
日本は、今だに荘園国家だと思う。
私は、天領の守護大名なのかも知れない。

パルスオキシメーター 97・99・99
血糖 149 体温 36.2度

荘園領主 代表 湖山 泰成

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