【銀座湖山日記/12月19日】銀座の灯り

【銀座湖山日記/12月19日】銀座の灯り

昨日は、職員の歌舞伎座観劇会に参加した。
150席を用意して、銀座の職員を招待した。
銀座で働いていても、一度も歌舞伎を観たことがないと、聞いて、心を痛めていたのだ。
映画館には、幾度も招待したのだが。
今年は、コロナ禍の中、危ぶんだが、何とか実施した。
最前列。
これは凄い。
襲名披露公演なので、ファンで一杯。
劇場全体が暖かい家族お雰囲気。
歌舞伎座の中で、何人からも、職員に声を掛けられる。
本当に申し訳ないのだが、こちらからは、顔と名前がわからない。
いつもは、白衣の人も多い。
嬉しそうな、楽しそうな笑顔の職員を見るのは、嬉しい。
これも、黒字の経営計画を全うしてくれたのだから当たり前だ。
歌舞伎座食堂の松花堂弁当も、豪華。
最高に贅沢な歌舞伎座の観劇。
歌舞伎座に行くと、古い友人と出会う事も多い。
だから、いつも服装にも気を使うのだ。
昨日は、英国屋の、シャーロックホームズに登場する、ワトソンが着ているデザインのスーツを着用。
年に数度しか、着る機会がない。
歌舞伎座に行くと、歌舞伎の好きな、相応しい人と再会できる。
でも、和装の婦人が殆どいないのは、残念だが、時代の流れか。
両親の見合いは、歌舞伎座だったのではないかな。
帰りは、歩行者天国の銀座通りの車道の真ん中を歩いた。
久しぶりの銀ブラ。
4丁目から1丁目まで歩いた。
銀座通りは、1200メートルある。
銀座の人手は、復活した。
時計の高級店が増えた。
毎年、干支のネクタイを買う専門店を覗いた。
ウサギの柄のネクタイが、もう展示されている。
新年正月に買うのが、私の銀座の正月の習慣。
まだ、クリスマスの柄のネクタイが飾ってある。
これは、来年にしよう。
その代わり、ベルトを買った。
腰回りが、大きくなったと、正直に認めよう。
歩行者天国の車道の真ん中から見る銀座の風景は、特別。
京橋まで歩いて、タクシーを拾った。
その頃には、ネオンが灯り出した。
銀座の灯りは、いつも、懐かしく暖かい。
実家の両親のようだ。

パルスオキシメーター 97・98・98
体温 36.3度 血糖 178 銀ぶらの効果あり

銀座歩行者 代表 湖山泰成

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