【銀座湖山日記/12月12日】ライトスタッフ

【銀座湖山日記/12月12日】ライトスタッフ

最近の映画は、面白くない。
気味が悪いと感じるのも珍しくない。
ネットフリックスなどで、ゾンビ映画や、不思議な街の設定のミステリーなどだ。
10代の頃は、怪奇、SF、不条理な話を好んで読んだが、年を取ると、心が受け付けなくなる。
食べ物の嗜好と似ている。
食べ物への好奇心がなくなり、慣れた、懐かしい味を求める。
安心したいのだ。
映画も、不条理、悪徳、悲惨な物語は、避ける。
正義と、大義と、努力と勝利のパッピーエンドのストーリーしか観たくない。
午前10時の映画祭で上映された、過去の名作の作品説明を、聴いて1日を過ごした。
ネットで。
時代設定、人物設定、物語の骨格のしっかりした、今となっては、古典ばかり。
音楽も、聞くだけてスクリーンを思い出す名曲ばかり。
何故、今そのような映画が少なくなったのか。
コロナで、制作資金が集まらなくなったのか。
人の心情が、嗜好が変わってしまったのか。
最近、観た映画は、トップガン・マーベリック位だ。
1000人に1人の優秀な戦闘機パイロットをトップガンと呼ぶ。
学生の頃に観た、ライトスタッフを思い出した。
アポロ前のアメリカの宇宙開発に命をかけた、飛行機パイロットの実話。
彼らの中から選ばれた、最高の7人が宇宙パイロットとなった。
宇宙パイロットに相応しい資質の事を、ライトスタッフ、正しい資質と言う。
院長、施設長、園長に相応しい、施設を操縦する経営パイロットになるのに相応しい資質とは何だろうか。
誠実さ、責任感、諦めぬ努力と根性。
そして、仲間に支えて貰える、人間性、コミュニケーション能力。
ライトスタッフの映画では、どのパイロットも、心の支えとなる奥さん子供の家族がしっかりしていた。
その時代の事とはいえ、大事な事だと思う。
家族を大事にしながら、働く。
家族に理解され、支えられるから、仕事が出来る。
そういう社会、その為の会社。
家族を犠牲にした社会は、戦時体制。
家族優先の社会を守ることが、平和を維持する事になる。
今は、私の家庭も、社会も、湖山Gの中にしか存在しない。
それ以外は、関心が無くなった。
新作映画に関心が薄くなって来たのは、老化の典型だが、私の血と肉となった映画を改めて観たいと思った。

パルスオキシメーター 98・98・97
血糖 154 体温 36.5度
どくだみ茶で熟睡 代表 湖山 泰成

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