【銀座湖山日記/12月2日】医療アプリの浸透と拡散

【銀座湖山日記/12月2日】医療アプリの浸透と拡散

昔、日本は、公衆電話が、世界で1番置かれていた国だったと思う。
携帯電話が普及して来ても、永らく、公衆電話も何処にでも置かれていた。
一方、香港は、設置型電話が、あまり普及していなかったので、一気に携帯電話が普及した。
日本は、設置型電話が完備していた分だけ、住宅にいる老人は、携帯の利用が遅れたのではないだろうか。
国民アンケート調査も、住宅電話で行われていたので、老人の意向ばかりが数値に現れた。
携帯で情報交換する若者の意見が、反省しずらかったと言われている。
今度は、医療アプリが、アジアから浸透している。
日本くらい、診療所、病院の多い国はない。
一方、携帯電話アプリで、診療も、訪問看護も、在宅医療も、調剤配達も、済まされてしまう国が誕生するのだろう。
ネットでは、自動翻訳機も使える。
診療現場では、レントゲン写真の読影は、インドでしてもらい、判定をネットで送ってもらうサービスがある。
医療相談も、日本の診療所に行かずとも、ネットアプリで、世界中の医師や、AI健康相談アプリで済まされてしまう時代がやがて来るのだろう。
それは、先進日本からではなく、医療体制が未熟な東南アジアから始まる。
日本に追いつくのではなく、日本が一気に追い抜かれてしまうのである。
携帯利用が、香港に抜かれたように。
在宅医療、訪問看護も、タクシーアプリを使うように、アクセスしやすくなる。
薬も、調剤薬局に行かなくとも、配達してもらえるようになる。
配達ピザや、タクシーのように利用しやすくなる。
良い事のはずなのだが、古い医療人としては、何となく不安だ。
私も、既得権益になれた、老人なのだ。

パルスオキシメーター 97・98・98
血糖 204 体温 36.4度

リアルな老人 代表 湖山 泰成

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