池袋が家電販売店の激戦地域になりつつあると言う。
百貨店の社長は、歓迎しないと言っている。
百貨店が、折角、池袋をアート文化都市にしているのに、家電販売店は迷惑だそうだ。
池袋は、百貨店激戦ターミナル駅だった。
学生の多い、駅でもある。
若者のカルチャーは、反逆とオタク。
秋葉原のようにはなりたくない。
日本橋のようになりたい、という事なのだろう。
百貨店文化は、日本が1番栄えた。
ロンドンも、ニューヨークも、パリも、既に、高級百貨店の文化の街では無くなっている。
銀座こそ、一時は、百貨店文化の街だった。
今は、百貨店にその力はなく、総合商業ビルに変わったところが多い。
有楽町のビックカメラは、元は、そごう百貨店だった。
秋葉原は、電気部品のお店の集まる街から、大手家電販売店、パソコンの街と成り、そして、オタクの聖地となった。
新しい、アート文化は、老人ではなく、金も経験もない、反逆の若者が創世する。
高級化は、後の時代に起こる。
京都のように。
池袋は、京都のようにも、日本橋、銀座のようにも、ならない。
池袋は、学生、若者の街、池袋で良いと思う。
銀座三越の1階に、初めて、マクドナルドが開店した時も、銀座では批判が多かった。
銀座通りに、吉野家が出店した時も。
ユニクロ本店が進出した時も。
古き者が、嫌がる若き者こそが、未来の文化を作るのだろう。
古き者の私は、そう思う。
銀座の歴史と、自分の人生を省みて。
パルスオキシメーター 96・97・97
血糖 260 食堂散歩します 体温 36.6度
銀座の御隠居 代表 湖山 泰成
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