【銀座湖山日記/11月29日】かかりつけ医はどこにいる

【銀座湖山日記/11月29日】かかりつけ医はどこにいる

かかりつけ医が、論議されている。
主治医、担当医と言う言葉を使わないのは何故か。
保健医療制度の中で、患者の自由アクセスを制限したいと言う、国の意向と、患者を囲い込みたいと言う、医師の気持ちがあるからだ。
そこに、患者側の都合が配慮されているかと言えば、そうではないと思う。
医療機関の溢れている都会と、そうでない地方中山間地、過疎地では、医療環境が違いすぎる。
無駄なドクターポッピングや、老人が、とにかく大病院の外来に集まる事を減らしたいと言うのも正論。
でも、最先端の医療を求めるのは、患者として当たり前。
しかも、開業医側で、提供できる診療も、紹介できる病院も限りがある。
ドクター自身は、専門医を志向している。
オールラウンドな、万能家庭医は、実際はいない。
首都圏で見る限り、患者は、ネットで情報を得て、専門医の門を叩く。
レストランを選ぶのと同じだ。
1人の医師の人脈よりも、ネットで、アプリを使って、専門医療機関、専門医を探すのが、今の時代に自然。
保育園や、学校を選ぶ。
その評判を確かめる。
ネットを使わないで、医療機関に飛び込む人は、限られている。
救急患者、旅行者ならわかるが。
介護施設の入居者ならば、施設の協力医療機関、顧問医に任せるかもしれないが。
かかりつけ医が欲しいのは、家庭の子供ではないだろうか。
保育園、幼稚園、小学校が、協力医療機関、専門医を紹介できるようなネットワークがあれば、親は助かるだろう。
通学時での、発病も心配せずに済む。
行政が、保育園、幼稚園、小中学校に、責任ある医療機関、医師の配置をして欲しい。
老人は、成人病として、多数の病気を抱えているので、複数の医師にかかっている。
私も、複数の専門医に相談している。
かかりつけ医は、寝たきり独居老人とか、子供にこそ必要だ。
国民全員に当てはめるのは、今の時代に現実的ではない。
専門医の紹介アプリに、任せた方が現実的ではないだろうか。
予約も自動的に取ってくれるだろう。
患者側からの、フリーアクセス。
医師の日本全国何処でも開業可能な、自由開業制。
その前提での、かかりつけ医は、国民に強制はできないと思う。

パルスオキシメーター 98・98・97
血糖 173 体温 36.3度

かかりつけ上司 代表 湖山 泰成

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