【銀座湖山日記/11月25日】未来の感染症病床

【銀座湖山日記/11月25日】未来の感染症病床

冬に向かって、施設でのコロナ陽性者が全国に増えて来た。
抗原検査を徹底する事によって、施設内感染を防いでいるが、コロナの終焉はあるのだろうか。
だんだん、インフルエンザの一種のようになって来た。
統計的には、重症になる人は少ない。
戦前は、結核やコロナの為の感染症病床が多かったと思う。
50年前くらいから、日本の医療界では、感染症病床、公衆衛生学は縮小されて来た。
もう、日本では必要がなくなったとさえ思われていた。
そこに、新たな感染症である。
現在の日本の医療体制が、コロナ対策に合っていない。
現場を見る限り、病院と介護施設の仕切りが厳しすぎる。
病院でも、介護保険請求が出来、介護施設でも医療保険請求ができるようにすればやりやすいのだが。
でも、これは、医療保険、介護保険分離の政策の根本にかかわる。
ここまで来て、融合は出来ないだろう。
不可能は承知で、提案がある。
医療法人で、特養ホームを、社会福祉法人で、診療所・病院を運営できるようにしたらどうだろう。
個室ユニット型の特養ホームは、感染症対応の設計としては、1番望ましい。
でも、現在は、特養ホーム内での医療行為は、非常に制限されている。
その為に、利用者を協力医療機関に連れて行かなければならない。
病院は、介護力が足らない。
介護施設に入っている老人を、患者として受け入れるには、介護力が足らないのだ。
病院にも、介護福祉士を多数配置するようにしないと、看護師だけでは維持できない。
コロナは、治療だけではなく、隔離と介護。
これも、規制緩和かなあ。
医療介護総合病院の新設と、考えたらどうだろう。

パルスオキシメーター 97・99・98
血糖 181 体温 36.3度
両手の経営 代表 湖山 泰成

ーーーーーーー 

【銀座湖山日記】

http://koyama-cn.com/

● https://www.facebook.com/koyama7412

https://twitter.com/Morimoto20