【銀座湖山日記/11月22日】福祉行政にDXを

【銀座湖山日記/11月22日】福祉行政にDXを

大学の情報工学科の学生の実習を受け入れている。
私自身が授業にも参加して、学生の発表を聞いて、アドバイスをしている。
彼らには、彼らの能力を活かせるフィールドとして、医療介護に関心を持ってほしいと説いている
ネット先進企業は、もう、リストラに入っている。
変化と競争が激しい世界だ。
その点、福祉介護は温母日傘に見えるかもしれない。
介護の世界にこそ、情報工学科の学生が就職してほしいと、願って、努力している。
福祉の世界の人間は、ストレスが多いが、マーケットとしての需要は増えるばかり。
福祉仕事は、行政書類が多い。
自治体毎に書式も違うが、担当行政官の考え方で、求められるものが様々。
しかも、一人一人毎のきめ細かい介護の記録が良しとされている。
一方、差のない一律公平なサービスの提供も要求される。
更に、現場を知らない行政官が増えているので、わがままな利用者のクレーマーの言動に振り回される。
現場の職員は可哀想で、たまったものではない。
保育園や、小学校で、モンスターペアレントに虐められてノイローゼになった先生の話を聞いた事があるが、介護の世界も同様になっている。
行政、マスコミは、良心的な事業者と介護職員を、不当な我が儘な利用者から守る責任があるのだが、現状は公正中立とは言い難い。
客観的な記録情報がなければ、評価もできない。
福祉行政の内容も、DXで、客観的な記録とし、情報公開できるようにしてほしい。
行政も、情報が開示されて国民の評価を受けなければならない。
施設のお客様は、利用者。
同様に、行政のお客様は、地域の施設でもある。
利用者と、サービス事業者と、行政のDXを作らなければ、高齢者社会は崩壊する。
そこは、また、政治の責任でもある。

パルスオキシメーター 98・98・99
血糖 184 体温 36.2度

オンブズマン 代表 湖山 泰成

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