【銀座湖山日記/10月29日】湖山のコンプライアンス

【銀座湖山日記/10月29日】湖山のコンプライアンス

会計士によるコンプライアンス研修が、全国一斉に始まった。
社会福祉法人が、会計士による外部監査制度が始まった。
講評を聞いて、湖山独自で、職員のコンプライアンス研修が必要だと感じたのだ。
その、会計士に引き続き、研修講師を務めてもらっている。
何が問題かと、言うと、細かい、経理・労務の基準が曖昧で、現場の裁量に任されているので、職員の能力と経験によっては、不適切と思われる事例が見つかった。
湖山では、施設長や、部長の裁量が大きい。
臨機応変を、良しとしているが、その裁量基準が曖昧。
同じ施設長でも、主任でも、デイサービスと、大型特養ホームでは、違いすぎる。
役職者の経験年齢も、かなり幅がある。
マニュアルより、管理者の裁量に任せられてきた。
はっきり言って、管理者教育が追いつかなくなって来たのだと思う。
医療は、院長医師、看護師の業務基準、責任が社会的にも法律的にも確立している。
それに比べて、介護関係は、行政の判断に頼っている。
その、行政も、地域・規模によって、かなり違う。
正直言って、行政マンの能力が一定しておらず、かなり、恣意的な場合がある。
各施設は、それに頼って、振り回されてしまうのだ。
労務も、コロナ対応で、上司によってかなり違っていた。
安易に、職員に時短勤務を奨励し、法人によって、差があり過ぎたり。
在宅勤務の管理が不十分であったり。
現場職員に良かれと、経営者が許可しても、悪用する職員は、残念ながらいる。
災害や、竣工式には、かなりの人間が、自主的に応援、馳せ参じるのだが、上司の許可を得ずに、地方出張した職員もいた。
個々は、悪意はないのだが、ビジネス社会常識に欠ける事例がある。
役職者や、統括本部や、法人本部や、弁護士や、会計士や警察に届ければ、後は指示待ちの幹部が散見される。
これは、実は、当事者意識と責任感の問題なのだが、意識改革は、言葉だけ踊って、具体性がない。
マニュアルと、研修と、懲罰と、3点セットで、明確化をする。
大企業病、官僚化に立ち向かう。
組織コンプライアンスと、自由闊達な自立した組織。
アンビバレンスな、組織文化問題。
これは、DNAと進化成長の歴史に関わるので、根は深い。
突然変異を待つわけにも行かないし、地道な改革を進める。
この世界は、労務が、最大永遠の課題だ。
湖山が大きくなり過ぎたとは思わない。
強い規律が、今以上に必要なのだ。
部下の規律に甘い幹部は、実は、自分に1番甘くて、ずるいのだと思う。

本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。

パルスオキシメーター 98・98・99
血糖 174 体温 36.2度

大岡越前 代表 湖山 泰成

ーーーーーーー 

【銀座湖山日記】

http://koyama-cn.com/

● https://www.facebook.com/koyama7412

https://twitter.com/Morimoto2021