今は、午前3時半。
ネットで、新聞を読んだ所だ。
地方版も丁寧に目を通す。
一面や、大きな記事は題目だけで、丁寧に読む事はない。
むしろ、小さな、コラムのような記事に気を使う。
目を引く小さな、国際政治動向の記事が目についた。
キッシンジャー元国務長官が来日し、官邸で、総理と30分懇談した。
この人は、学者というより、国際政治の黒幕。
アメリカ覇権の策士。
新聞記事では、国際情勢について一般的な意見交換をした。
と、あるが、そんな事で、来日する人ではない。
99歳、車椅子である。
只事ではない。
中国文明を尊敬し、日本を蔑むユダヤ系ドイツ政治学者。
彼の著書を読むと、隠さずに書かれている。
生臭いのだ。国際政治は。
国際政治は、ここぞと言う時は、大物が動く。
中国と、アメリアの間の緊張関係で、極東アジアは、きな臭くなった。
戦争さえなければ、どんな国際不利益も感受しよう。
覇権大国の間の、島国日本の未来は不安だ。
中学生の頃の泰成君は、ベトナムに平和を市民連合の、提灯平和デモに参加していた。
国際ジャーナリストに関心があり、その手の新聞、雑誌、本を読み漁っていた。
生の政治に関わるより、歴史学者のように、政治家の伝記や歴史書を読むのが、好きだった。
現実からは、遠ざかったのだ。
今は、老いて、我が身の終活を考える毎日だが、若者の未来を憂える。
日の出を迎えるのが怖い。
いっときの、平和の今が、尊い。
歴史は、戦う意志があって、平和は作られると教えてくれる。
意志なき弱者の、暮らしを守る者は誰か。
こうして、帝国は生まれ、戦争が起きるのか。
生き証人には、なりたくない。
本日職員新規PCR 検査陽性者1名
ご苦労様です。感謝致します。
パルスオキシメーター 97・98・97
血糖 138 体温 36.2度
辺境の賢人 代表 湖山 泰成
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