一代の創業者による大企業が、後継者が決まらず迷走するのは、良く聞く話である。
中小企業のオーナーとして、私には良くわかる。
成長を胸としてきた企業は、トップが、剛腕で引っ張ってきた。
鞭を打って来た。
大企業で、優秀と言われたサラリーマン幹部を招聘しても、うまくいく訳が無い。
大企業は、バランスの取れた組織であり、理屈が通る。
創業者の躍進企業は、公正な理屈など通用しない。
幹部も、創業者と同じ人間であり、落下傘経営者の言う事など、聞かない。
後継者は、また、それまで職員は鞭打たれて走り続け、疲弊しているので、ここで、安定的に仕事をさせたいと考える。
でも、これは、雇われサラリーマン次期後継者の甘え。
自分が楽して、優しい事を言いたいだけだ。
それまでの、組織、実績、文化を尊重すると綺麗事を言うのは、実は、何もしないと言う事。
躍進する事業体は、常に、全力疾走。
安定成長、安定軌道などないのだ。
爆進するエネルギーの塊でなければ、存続も持続も出来ない。
厳しい。
後継者は、組織をそのままで経営を維持できると甘く考える。
自分が、今までいた大企業は、官僚組織だったから。
創業経営者は、次期後継者に、自分以上の能力と、それでいて、自分を尊重することを望む。
これは、自己矛盾だ。
我儘な創業経営者に、客観的にみて、ふさわしい、次の発展をさせられる後継者を選ぶことは、出来ないのではないか。
では、どうなるのか。
戦国時代の幕開けとなり、部下の幹部が真剣勝負で、競争するしかない。
実力と実績で、勝ち取れ。
でも、そんな荒海にしたくないから、順当に後継者を育てようなどど、無理な事を考えるのだ。
創業者は誰にも、育てられない。
叩かれながら、突き落とされても、自分で崖を這上がってきたのだから。
本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。
パルスオキシメーター 96・97・97
血糖値 131 体温 36・3度
創業者 代表 湖山 泰成
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