【銀座湖山日記/10月22日】第35回東京国際映画祭

【銀座湖山日記/10月22日】第35回東京国際映画祭

もう、35回になるのか。
初期の頃は、六本木ヒルズだった。
その頃は、六本木ヒルズに住んでいたので、その週は、ほとんど、ヒルズの映画館にいた。
出典映画の全てのチケットを買い、とにかく、観られる映画は全て観るのである。
10分でも、映画館に入る。
仕事は、合間の時間で、電話ですました。
まあ、私の遅れた夏休み。
これくらい、映画に浸かると、現実感覚は無くなる。
バケツのような紙コップで、アイスティーとホットドックで、生きていたような気がする。今年は、日比谷・銀座の映画館で開催される。
嬉しいのだが、コロナで企画全体が寂しい。
ゲストスターの名前も出ていない。
パーティーも自粛しているのだろう。
宣伝も自粛している。
知られていないし、盛り上がりも感じられない。
世界のあまり、知られたいない芸術作品が観られるのは嬉しいが、これでは、マニアの芸術祭だ。
一般人に、映画の魅力を知ってもらうのは、難しそうだ。
沢山の映画関係団体が主催メンバーになっているが、筆頭は通産省。
映画産業の振興には、力が入っているとは、言えない。
コンテンツ文化産業は、これでは、世界の各国に勝てない。
また、日本舞台の映画撮影は少ない。
これは、地域の撮影規制が厳しいのだ。
1番厳しいのは、銀座ではないか。
銀座が撮影舞台の映画、テレビがないのは、そのせいだ。
銀座が映画撮影のメッカになれば良いのに、それが、世界に有名になる道なのに。
そんな、事を考えながら、銀座祭りに関わった昔がある。
銀座の若旦那の会で、現役であった頃の話。
その時は、映画の試写会を担当した。
今は、試写会そのものが、一般人を招待しなくなった。
映画が、特殊な芸術になってしまう。
銀座のロードショー館が、歌舞伎座か宝塚のように、高嶺の花になってしまう日も近い。
ネットで、1人で観る映画の気楽さも捨て難いのはわかる。
でも、映画館で観る映画は、人生の思い出となる。
誕生日は、親しい人と映画を観に行く習慣になると良い。
人生の映画を見つけて、人生の思い出を作ってほしいから。
来週は、その映画祭。
私の電話の背景が騒々しかったら、どこにいるか推察して欲しい。
多分、長電話で、叱責する時間はないと思う。

本日新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。

パルスオキシメーター 97・97・98
血糖 168 体温 36.2度

名匠 代表 湖山 泰成

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