【銀座湖山日記/10月20日】10・20 20年の人生同伴者

【銀座湖山日記/10月20日】10・20 20年の人生同伴者

永年勤続表彰式が続く。
5年、10年、15年、そして20年。
こんなに、長く共に戦ってきた仲間がいる。
感謝に堪えない。
でも、この人達と、話す事は普段はあまりない。
私が、仕事で話す事ができる部下は、100人くらいだ。
13000人の常勤職員の中の、100人の幹部でしかない。
他の機会は、入職式や、研修会、イベントくらい。
コロナ前は、お祭り、懇親会が盛んだったが、今は、ほとんどない。
最近は、職員との会食もほとんどない。
そんな寂しさを感じていたが、先日の永年勤続表彰式で胸を打たれる事があった。
20年表彰受賞者の挨拶に。
学生の時から、かねて福祉の仕事をしたいと願っていたが、湖山Gの医療法人から内定通知が届いた時は、本当に嬉しかったと。
こんな素敵な人が、20年間、頑張って働いてくれているのだ。
私は、今まで、何を見ていたのだ。
今年の採用者で、このような気持ちを持ってくれた人は、どれだけいるだろうか。
新人教育に、力を入れていたが、中堅幹部が育っている。
このような職員を、もっと、大事に、もっと重責を担って仕事をしてもらうべきだ。
その人の能力と、意欲と情熱に相応しい仕事を作るのが、経営者の義務だ。
未来を担う新しい施設は、未来に相応しい新人幹部が担う。
新しい山を、私と共に山を登る人生の同伴者は、湖山に沢山育っている。
今年も、中堅の昇進昇格は、より一層進める。
秋の人事を楽しみにしていて欲しい。
未来は、君たちが切り開く。
だから、未来は、君達の物なのだ。
最近は、嬉しい事と、辛い事が、交互にやって来る。
湖山の職員の条件は、愛情、責任、信頼が1番。
能力は2番。
湖山の信頼を裏切る不誠実な者は、湖山に相応しくない。
湖山も、人を選ぶ。
利用者も選ぶ。
そして、地域、行政、業者も誠実なパートナーを選びたい。
これは、経営者役員の責任だ。
その、辛い仕事が、今日も待っている。

本日職員新規パルスオキシメーター 98・99・99
血糖 154 体温 36.0度

胃がきしむ 代表 湖山 泰成