【銀座湖山日記/10月12日】映画館が湖山を育む

【銀座湖山日記/10月12日】映画館が湖山を育む

フレッシャーズ・フェアの初日は、有楽町の映画館で始まった。
7年前の、春の全国合同新卒入職式を行った映画館である。
コロナ対応で、座席も減らし、より一層、豪華な劇場に改装されていた。
スタートは、映画館の舞台に上がって、挨拶をした。
それだけで、私は、感極まってしまい、息が止まりそうになった。
舞台からは、座席の全てが、良く見える。
客席の顔も、視線も実に良くわかるのだ。
私の挨拶の為に、わざわざスポットライトが用意されていたので、まるで、主演役者の舞台挨拶のよう。
春の新人とは、オンライン入職式で、生の若者の顔を見るのは、多くは、初めて。
彼らにとっても、代表の私を見るのは初めての者が多かろう。
映画館は、私にとって、子供の時から、人生の思い出を作る場だった。
自分の人生は、映画館の記憶によって綴られている。
小学生の時、家族と観に行った。
中学生の時、初めて1人で観に行った。
高校の時、初めてクラスメートと観に行った。
初めての映画のデートは、覚えていない。
辛い思い出に繋がるのかもしれない。
そして、どこの映画館で観たのかも、しっかり覚えている。
閉館の噂を聞くと、最終日に駆けつける。
私にとっては、映画館は、美術館に劣らぬ、文化の殿堂なのである。
映画そのものは、オジサンには、恥ずかしいくらいの純愛物語りなのだが、涙を隠しながら、思い出に浸っていた。
新人は、東京の大劇場の体験をどのような思い出にしただろうか。
少なくとも、今日と言う日は、生涯、忘れまい。
同期の仲間と、同じ時間、同じ場所で、人生の思い出を作ってくれたと思う。
その場に、私もいた。
湖山Gの一員である事に、本当に感謝した。
老人の未来は明るい。
少なくとも、私は、感謝している。
この、医療福祉の仕事を選び、湖山Gの仲間になってくれた若者達に。
私の老後は、寂しくはない。
明るく、楽しい。
そう、信じて、湖山Gの代表を勤めている。
今は、ディズニーランドの隣のホテルで、この日記を書いている。
今日は、皆と一緒に、研修である。
恒例の、最高のサービス、つまり、ディズニーランドのサービスを自ら体験する。
こんな研修は、湖山Gくらいだろう。
皆と一緒だと、孫を連れたお爺さんか、修学旅行の先生みたいに見えるかもしれない。
楽しい2日目が、これから始まる。
夜明けがもうすぐ来る。
おはようございます。

本日職員新規PCR検査陽性者1名
ご苦労様です。感謝致します。

血糖 141
パルスオキシメーターも体温計も忘れてきました。
抗原検査は、陰性です。

40年目の新人 代表 湖山 泰成

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