湖山Gの今年の新入職員の皆さん。
本日は、東京有楽町マリオンにようこそ。
このピカデリー劇場にようこそ。
2つのロードショー館を借り切って、総勢1000名の恒例の、秋の新人研修イベントです。
何年も前の春の新人入職式を、この劇場で行った事があります。
その時は、映画、戦果の馬を皆さんで鑑賞しました。
その時の新人は、今でも、戦果の馬の年の新人と呼ばれます。
それに倣えば、皆さんは、耳をすませば、の年の新人と呼ばれるでしょう。
この作品は、過去、漫画、アニメとして生まれました。
既に、ご覧になった方も多いでしょう。
今日の映画は、その若い恋人同士の10年後を描いています。
その恋は、日本とイタリアと遠くにあります。
ハッピーエンドになるか、どうか。
皆さんは心配でしょう。
私もそうです。
結末は、これから、皆さんの目で確かめてください。
私は、男性の主人公の気持ちを考えました。
おい、コラ、男はもっとはっきりとしろ、しっかりしろ、と怒っていました。
彼女は可愛くて、愛おしくて、この男は何をしているのかと、もどかしかったです。
そして、エンディングは。
それは、語れません。
期待して、これから始まる映画の世界で、皆さん自身で、体験してください。
感情移入をして、思いっきり泣いてください。
この劇場は、借り切りですから、恥ずかしくありません。
今日、この日の感動を共有する同僚は、人生のスタートを共有する、人生の友です。
人生の戦友です。
座席の隣の同僚、前と後ろの仲間。
皆、これからの社会で働く場での頼りになる仲間、友人、戦友です。
私たちの仕事は、お年寄り、患者、園児と、人生を共に歩む事です。
そして、同時に、14000人の湖山の仲間とも、人生を共に歩むのです。
私も、皆さんと一緒に人生を生きる事を嬉しく思っています。
私も、やがて、いつかは、皆さんのお世話になるでしょう。
頼りにしています。
若い社会人1年生の皆さん。
ようこそ、医療福祉の社会へ。
ようこそ、湖山Gへ。
今日、この日を皆さんと迎える事ができた事を、感謝します。
皆さんを育てた、ご両親に、先生に、そして、今日、皆さんを引率して来られた、湖山の先輩に。
今日、皆さんを東京に送るためには、施設でその分仕事を頑張っている先輩がいます。
その先輩がいる事が、湖山の誇りです。
ようこそ、湖山グループに。
ようこそ、ピカデリーに。
全国上映に先立って、湖山の皆さんだけの先行上映会です。
帰って、友達に自慢してください。
素晴らしい映画だったと。
素晴らしい仲間と出会えたと。
10年後の自分には、素晴らしい友がいると。
今日この日の事は、私は一生忘れる事はありません。
皆さんもそうなるでしょう。
私たちは、人生の同伴者です。
その事に、皆さんに感謝します。
ようこそ、湖山Gへ。
本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝いたします。
パルスオキシメーター 98・98・98
血糖 235 体温36.3度
耳も、眼もすまして。10年後の湖山のために。 代表 湖山 泰成
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