【銀座湖山日記/10月1日】稼働率の真実

【銀座湖山日記/10月1日】稼働率の真実

病院施設のリネンや、機器レンタルの営業担当者とあって、業界の情報交換をした。
給食業界の幹部とも挨拶した。
私は、定期的に業界のサービス会社の幹部と、医療介護保育業界の現状のニーズについて、意見交換を行う。
はっきり言って、リネンや、レンタル機器の数が伸びているか減っているか。
最近、給食が減っている、施設体系は、どれか。
デイか、住宅か、病院か。
小さなレンタル業者が、成り立たず、買収されているとか。
最近、取引のなくなった保育園はないかとか。
会社の人は、今日の営業の為にいらしているし、私も、新しい会社とは、なるべくお取り引きを開こうと努力する。
でも、私は、価格を安くする為ではなく、新しいサービス、新製品を取り入れたいから。
そして、業界の未来を占いたいからだ。
体温を日に何度も測る。
現在の体温だけでなく、上がっていくのか、下がりつつあるのか、方向性を読むためだ。
天気予報も、明日の天気を占うためだ。
今の天気は、私でもわかる。今は雨が降っていると。
いつから、快晴が戻ってくるのか、知りたいのだ。
医療福祉保育の経営の指数は何でわかるのだろう。
利益率、売上の伸び率、自己資本率、様々ある。
私は、職員には、難しいことを言わず、稼働率を聞く。
満床になっているかどうか。
デイの稼働とか、キャンセル率とか。
入院定員数とか、入園定員数を満たしているか、それとも、いないままで、利用率が減りつつあるのか。
お客様の選択、人気が客観的なサービスの質の評価だ。
客の来ない、テーブルがいつも空いているレストランのシェフが、俺は一流のシェフだと威張っていたら、滑稽だ。
週末の団体でしか、部屋が埋まらない旅館も一流であるわけがない。
傲慢で怠惰で、あり続けられる人と言うのは、客観的評価、数字を受け入れず、自分の満足感だけて生きている。
その為に潰れていった、レストラン、病院、老人ホームを多数見てきた。
これからは、そういう保育園、幼稚園も出てくるのだろう。
銀行、業者の紹介で、そういう法人を調査するのだが、決まって、そういうところは、歴史があり、誇りが強く、時代の変化、競争に対応できなくなってしまっている。
意地とメンツと、無責任幹部が法人を倒産させるのである。
客観的な自己認識と、自己修正は難しい。
自信過剰な年長者を反省させられずとも、無垢な若者を犠牲にしてはいけない。
若手幹部の教育に今一層、力を入れようと思う。

本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。

パルスオキシメーター 97・97・99
血糖 149 体温 36.1度

崖っぷちの経営者 代表 湖山 泰成

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