【銀座湖山日記/9月1日】会計士はクールか、ホットか

【銀座湖山日記/9月1日】会計士はクールか、ホットか

大企業では、アメリカのように、弁護士の社長が増えてきた。
株主総会対応も、法律上複雑な知識が必要。
大企業は、企業買収も、土地の売買もある。
でも、中小企業の社長には向かない。
ある程度以上の規模で、資産管理が大事な会社に向く。
銀行出身の社長は多いが、証券会社出身の社長は聞かない。
育った企業文化、目指すところが違うのだろう。
私は、最近、若い頃の仕事の世界での価値観、つまり業界の倫理風土の違いが、その後のその人の倫理観を決めると考えるようになった。
官僚出身、キャリア組、現場叩き上げ、転職転々、この道一筋。
さまざまな経歴書を見てきたが、とにかく、人は、一緒に仕事をしてみないとわからない。
でも、その人の資質や価値観は、仕事を変えても、そう簡単には変わるものではない。
雀百まで踊り忘れず。
では、弁護士と並ぶ会計士はどうか。
私の知っている例では、不動産バブルの頃、化粧品会社を起こして社長になった会計士は、銀座で放蕩を尽くして、破産した。
とても会計士に見えない程、商売熱心だったが、案の定破産した。
最近は、社会福祉法人の売買に走り、自ら理事長になっていた会計士もいたが、その社会福祉法人は、戦後最大の民事再生法人となった。
会計士は、クールなイメージがあるが、会計学そのものが、経営リスクと志向するものではない。
昨年度から、社会福祉法人の外部監査が始まり、大勢の会計士に、法人を監査してもらっている。
でも、法人に傷がないか点検してもらうだけでは不十分。
施設運営に、事故を起こさせない様にする為の、運転マニュアルの制作と教育にも一肌脱いで頂きたい。
ホットな経営に、クールなハートが必要。
いつもアンビバレンツな発想で悩むのが、私の欠点かもしれない。

本日職員新規PCR検査陽性者4名
ご苦労様です。感謝致します。

パルスオキシメーター 97・98・97
血糖 159 体温 36.2度

出たとこ勝負 代表 湖山 泰成

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