私にとって、医師会選挙は地政学である。
過去は、東京と関西勢力との権力抗争と思えた。
深くは、東京中央権力と地方勢力との闘争。
源氏と平家か。
医療保険を、1点10円で全国一律。
人件費、土地代の高い東京は、経営難。
安い地方は、経費が安い。
東京は、人口が多いから、患者は多い。
地方は、少ない。
東京は、大学病院等の公的医療機関が多く、医者も多い。
地方は、その逆。
地域経済格差が大きすぎるので、県別に、1点単価を9円から11円まで変えたらどうか。
医療機関ごとに、単価を自己申告で自由に決めさせたらどうか。
それでは、自費治療と同じで、公的医療保険制度とは言えないか。
とにかく、全国一律単価制度で、自由開業制度でと、経営の実態は、結構複雑。
ガラス細工の制度。
とにかく、東京と地方の権力闘争に見える。
コロナ対策も、国家に任せるべきとの考えと、もっと、医師会が積極的に関わるべきと意見に分かれる。
私は、医療界代表が副知事に任命されて欲しいと願っている。
区や市にも、医師が副長に任命されると、地域医療政策も実行されやすいのではないかと、思案するのだが、私の意見に耳を貸してくれる政治家に会った事がない。
兎に角、今度の医師会長は、埼玉から選出された。
実は、埼玉は、人口あたりでは、医師の少ない県。
東京と地方をつなぐ、中間地域なのかもしれない。
医師は、病院から社会へもっと進出してほしい。
世界には、医師で、政治家や市民活動家や映画監督や、実業家は沢山いる。
日本は少ない方だ。
中央官庁では、医師は技官と呼ばれる。
もっと、幅広く社会政策、社会改革のリーダーになってほしい。
私は、公衆衛生学の学徒として、そう願っている。
本日職員新規PCR検査陽性者8名
ご苦労様です。感謝いたします。
今朝のパルスオキシメーター 98・98・99
血糖 244 深夜の夜鳴き蕎麦 体温 36.2度
公衆衛生学 学徒 代表 湖山 泰成
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