【銀座湖山日記/8月8日】 休刊日

【銀座湖山日記/8月8日】 休刊日

今朝は休刊日。
仕方が無く、土曜日版の書評欄を再読していた。
毎週、新聞の広告や書評欄を見て、本をネットで発注する。
最近、書店に行っていない。
本当は、本は、書評より、手に取った時の物量感や、表紙のイメージで購入を決める。
その前に、立ち読みで、かなりの分を読んでしまう。
新聞広告は、出版後かなり経ってから掲載される事も多くなった。
いつもの著者だと、安易に購入すると、これは、前に読んだことがあるなと思う事がある。
これは、前に書店で、立ち読みをしていたか、中間雑誌で、本になる前の著者の原稿を読んでいた場合だ。
経済、経営、社会時評の本は、同一作家が何冊も出す。
気に入った著者の本は、全て目を通すのだが、どの本も、内容の半分は同じ。
つまり、同じ歌を歌い続けているのだ。
伴奏編曲は違っても、劇場は違っても。
だから、短時間でも読み切れる。
新聞も、大手3紙を購読していた時があったが、記事は殆ど同じなので、読む記事はあまりなかった。
むしろ、コラムや、小さな地方ニュースに関心を引かれた。
書評もその1つ。
子供の時の憧れの職業は、書評家だった。
小説家も、ルポライターも大変そう。
書評家は、他人の苦労した原稿を読んで感想を書くので、なんと楽な商売かと考えたのだ。
今は、そんな事もないが、映画に関しては、観た後、頭の中で批評が渦巻く。
活字にしないのは、不満が多く、批判になってしまうからだ。
私なら、ああいう演出はしない、ああいうエンディングにはしない。
自分が監督だったら、などと、妄想が止まらなくなって、まともな批評でなくなるからだ。
今は、批評は求められていない。
褒めて、宣伝になるものしか取り上げられない。
批評も基本は、映画の宣伝、広報。
また、観に行く映画をケチつけられるのも、誰も望まない。
どんな映画にも良いところはある。
大根役者も使いよう。
大根役者も将来は、大スターになるかもしれない。
小中学校の頃に通った映画友の会の、淀川長治先生は、いつもそう言っていた。
淀長さんは、決して、映画の悪口を言わない。
褒めることしかなかった。
元々、映画宣伝部の人であったが、その映画愛は惚れ惚れするものがあった。
一方、若手俳優の成長を自分の人生と重ねて観ていくのが、私の映画人生。
その1人が、トム・クルーズだ。
レインマンや、ハスラー2のトムを知っていると、今のトップガンの彼に対する評価は違ってくる。
自分の老いも悪くないと受け入れられる。
マーベリックになれなくとも、アイスマンにはなれるかも知れない。

新聞の休刊日とは、新聞記者の休肝日の事だと思っていた。
なんせ、取材で飲む人ばかりなので。

本日職員新規PCR検査陽性者3名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメーター 98・98・99
食前血糖 146 体温 36.0度

我はアイスマン 代表 湖山 泰成

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