今朝は休刊日。
仕方が無く、土曜日版の書評欄を再読していた。
毎週、新聞の広告や書評欄を見て、本をネットで発注する。
最近、書店に行っていない。
本当は、本は、書評より、手に取った時の物量感や、表紙のイメージで購入を決める。
その前に、立ち読みで、かなりの分を読んでしまう。
新聞広告は、出版後かなり経ってから掲載される事も多くなった。
いつもの著者だと、安易に購入すると、これは、前に読んだことがあるなと思う事がある。
これは、前に書店で、立ち読みをしていたか、中間雑誌で、本になる前の著者の原稿を読んでいた場合だ。
経済、経営、社会時評の本は、同一作家が何冊も出す。
気に入った著者の本は、全て目を通すのだが、どの本も、内容の半分は同じ。
つまり、同じ歌を歌い続けているのだ。
伴奏編曲は違っても、劇場は違っても。
だから、短時間でも読み切れる。
新聞も、大手3紙を購読していた時があったが、記事は殆ど同じなので、読む記事はあまりなかった。
むしろ、コラムや、小さな地方ニュースに関心を引かれた。
書評もその1つ。
子供の時の憧れの職業は、書評家だった。
小説家も、ルポライターも大変そう。
書評家は、他人の苦労した原稿を読んで感想を書くので、なんと楽な商売かと考えたのだ。
今は、そんな事もないが、映画に関しては、観た後、頭の中で批評が渦巻く。
活字にしないのは、不満が多く、批判になってしまうからだ。
私なら、ああいう演出はしない、ああいうエンディングにはしない。
自分が監督だったら、などと、妄想が止まらなくなって、まともな批評でなくなるからだ。
今は、批評は求められていない。
褒めて、宣伝になるものしか取り上げられない。
批評も基本は、映画の宣伝、広報。
また、観に行く映画をケチつけられるのも、誰も望まない。
どんな映画にも良いところはある。
大根役者も使いよう。
大根役者も将来は、大スターになるかもしれない。
小中学校の頃に通った映画友の会の、淀川長治先生は、いつもそう言っていた。
淀長さんは、決して、映画の悪口を言わない。
褒めることしかなかった。
元々、映画宣伝部の人であったが、その映画愛は惚れ惚れするものがあった。
一方、若手俳優の成長を自分の人生と重ねて観ていくのが、私の映画人生。
その1人が、トム・クルーズだ。
レインマンや、ハスラー2のトムを知っていると、今のトップガンの彼に対する評価は違ってくる。
自分の老いも悪くないと受け入れられる。
マーベリックになれなくとも、アイスマンにはなれるかも知れない。
新聞の休刊日とは、新聞記者の休肝日の事だと思っていた。
なんせ、取材で飲む人ばかりなので。
本日職員新規PCR検査陽性者3名
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメーター 98・98・99
食前血糖 146 体温 36.0度
我はアイスマン 代表 湖山 泰成
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