【銀座湖山日記/8月7日】 紳士の年齢

【銀座湖山日記/8月7日】 紳士の年齢

私は、28歳の時に銀座の病院のオーナー経営者になった。
院長の父が、借金が嫌いなので、経営責任を私に任せたのである。
赤髭先生のような医師の、父の医療を支える経営が、私の経営者としてのスタート。
30歳の頃に、軌道に乗ると、様々な団体から、入会のお声がかかった。
まずは、病院会の青年部の勉強会。
私は、創業時からの数少ない会員となった。
最年少だったが、今は、ロートルと成り、50歳からは、後期青年部と自称している。
毎週の早朝の勉強会が、1500回を超え、ギネスブック入りを目指している。
東京の病院の若手院長が、今や、病院会の重鎮の理事長達になっている。
ご子息達に世代交代できるかが、これからの課題だ。
次に、銀座の若旦那の会。
40歳で、OBとなるはずが、今や、会員の8割がOBではないだろうか。
最近、女性が会長になったのが、衝撃的だった。
そして、ロータリークラブ。
入会は33歳だったと思う。
ヤマト宅急便の創設者、ヤマト福祉財団の創設者の小倉さんが、創設したロータリー。
若輩の小生が入会できたのは、自由を尊び、ヒエラルキーを嫌った小倉さんだから入会を許可されたのだと思う。
ロータリーは、本来は、社会的に成功した実績のある事業者、職業人である事が条件。
しかも、慈善事業や、寄付行為や、社会貢献に実績があるべき。
社会的に見て、期待される品性人格が保証された紳士が求められる。
今は、女性会員が増えて来たが、20年頃前迄は、女性は入会できなかった。
ロータリーの中で、反対者が多く、規約が改正される迄は、ロータリー役員会での論議と投票があったようだ。
でも、これからは、女性会員が増えるだろう。
当時、女性会員入会反対者に、ロータリー夫人の会はどうなるのかと言う意見があった。
確かに、女性会員の場合は、夫の会が必要となるのだろうか。
会員配偶者の会となるのだろうか。
ジェンダーの人は、どうなるのだろうか。
ロータリーと同様な会は、他にもあるが、どこも、会員高齢化問題を抱えている。
ライオンズクラブや、青年商工会議所の活動も、今はあまり聞かなくなった。
ロータリーも同様かもしれない。
ネットで呼びかけるボランティアや社会活動が発展し、社会的には、ロータリーの活動も目立たなくなった。
社会活動の発展とすれば、喜ぶべき事なのだろうが。
では、会員の減少問題をどうしたら良いだろうか。
会員の子息子女が、生まれた時から入会させたらどうか。
ロータリー生誕の会。
家族の誕生を祝い、0歳から入会できる。
ああ、だめだ。
これでは、教会になってしまう。
ロータリー入会は、成功者へ褒美なのか、社会的義務なのか。
それとも、紳士淑女を育てるための社会システムなのか。
私は、年齢、性別、国籍、財産、不問であるべきだと思う。
唯一の条件は、社会改革の志のある、善良な職業人である事に尽きると思う。
偉い人は、財界関係団体に行けば良いと思う。
功、成り遂げた偉い人は、財界か参議院に行って頂きたい。
ロータリーも、一般市民の会で良いのではないか。
ネットの世界に取り残された老人の世界も、あって良いのかもしれないが。
小生のような。

コロナ感染職員が、増えて、本日は人数不明です。
感染拡大が本当に心配です。
毎日、コロナ感染会議です。
職員の皆さん、ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメーター 98・99・99
食前血糖 195 体温 36.4度

トップ・ガン 代表 湖山 泰成

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