【銀座湖山日記/7月29日】コンビニとデパート

【銀座湖山日記/7月29日】コンビニとデパート

コンビニが繁栄発展するのに合わせるように、福祉介護のサービスも、なるべく小型で、地域に、きめ細かく配置される事が良しとされて来た。
だから、グループホーム、デイサービス、訪問系、居宅、介護保険下のサービス体系は、理想的に、多数認可されて来た。
小型施設ほど、補助金も介護単価も考慮して、高くされている。
でも、それでも、小型施設、サービスは、経営困難になりやすい。
介護は、物販や、珈琲店のビジネスモデルと違う。
介護は、人が人に行うサービスだ。
人の採用、管理、教育は、大変、手間ひまと経営管理能力が必要なのだ。
湖山Gの施設が、全て、大型化・複合化して進歩しているのは、人材教育事業だから。
それだけの優秀な幹部人材が必要。
総合病院、百貨店と同じ。
新人にとって見ても、その方が安心できる。
新人が、様々な、部署、資格者と交流できるのも、良い事。
資格者業務は、部署で、蛸壺化しやすい。
教育が、専門教育を進めれば進める程、全人格教育が求められるのと同じ。
医療倫理は、確立していると思うが、介護においては、まだ、不十分で、研究はこれからだと思う。
湖山Gにおいては、新人施設長を育成する、新艦長の会が、充実して来た。
湖山Gの士官学校である。
そこで、私が常に声を大にしているのは、幹部管理者の倫理。
残念だが、介護業界においては、コンプライアンスが、甘い。
中堅幹部、施設長に求められるのは、現場能力だけではない。
倫理観あるリーダーとしての、資質と公正な人事管理が必須のはず。
良き福祉を行う、善良な己に過信し、自ら傲慢不遜になってしまうのだ。
湖山が急成長しているとは思わないが、今後の介護保育バブル崩壊後の世界を乗り切るには、倫理観のある船長が必要。
自覚のない人間が、医療福祉の幹部にはなって欲しくない。
志ある若者が、かわいそうだ。
命に関わる仕事として、重責を担う誇りを忘れてはいけない。
そして、溺れてもいけない。
どの世界にも、悪人やクレーマーはいる。
現場職員を守るためには、パワハラ的クレーマーや、心無い行政と対峙しなければならない事もある。
善は善としてだけで、存在するのではない。
悪と戦う事をして、初めて、善が善足りうるのだ。
我が身は老いて、不戦の禅となろうとしていたが、戦いは、常に向こう側からやって来る。
湖山の新たな使命は、未来から降ってくる。
今は、避ける事の叶わぬ、運命と覚悟している。

本日職員新規PCR検査陽性者14名
ご苦労様です。感謝いたします。

今朝のパルスオキシメータ 97・99・98
食前血糖 175 体温 36.2度
昨日万歩計 3421歩 トホホ 

アーサー王の剣とダモクレスの剣 代表 湖山 泰成

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