【銀座湖山日記/7月15日】保育の介護への浸透と拡散

【銀座湖山日記/7月15日】保育の介護への浸透と拡散

介護は、もともと家族で担ってきた。
家族の中でも、嫁、娘だけが、担わされてきた。
これからは、男女平等、社会で担うべきだ。
そういう思想のもとに生まれたのが、介護保険。
大きく育ったが、大きくなりすぎたのか、全体に手が回らなくなっている様に見える。
医療費抑制をしても、民間介護サービスがその分を担えるというのは、コロナの中で、無理になってきたように思う。
介護施設は、未だどこも人手不足。
コロナで、旅行観光業が落ち込んでも、飲食業が時短になっても、人材が、介護に流れてこない。
似て非なるものなのだろう。
少子高齢者の社会が進むが、高齢者事業よりも、保育事業の方が、早く経営難が来る。
足らない足らないの声の中で、行政は、最優先課題で、特養ホームと、保育園を整備して来た。
充足した途端に、老人も、幼児もピークを過ぎて減り出す。
介護施設は、広範囲で選ばれる。
事業者側から言えば、広域営業で入所者を集める事ができる。
相談を受ける立場から言えば、探している家族は、首都圏全体で、親を入れる施設を選んでいる。
そういう見地からすれば、保育事業は、非常に、狭い地域のマーケットで生きている。
未来は、小規模事業者は、存立できなくなってくるだろう。
介護事業者同様、生存競争が始まる。
湖山の施設は、より、大型化、複合化して進化している。
医療から、介護、そして保育、幼児教育へ。
そこで、湖山は、資格者の働く領域を広げる。
今迄でも、医師、看護師、理学療法士が、介護の世界でも、より一層活躍した。
次は、保育士と介護福祉士の融合、ダブル資格取得。
そして、双方の仕事場を選べる。
機能的にも、双方刺激を受けて、進歩するのではないかと期待する。
人手不足から、将来は、余るであろう保育士の募集と教育に力を注ぐ。
湖山の育英制度も充実させる。
保育士の社会的評価と、活動の世界を広げたい。
保育と介護の人材の相互乗り入れ。
医療福祉業界のSDGs。
いつもの通り、私の前に、道はない。
湖山は、開拓者だと思う。

本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝いたします。

今朝のパルスオキシメータ 97・98・97
食前血糖 209 体温 36・2度
連休は、寝たきり読書 代表 湖山泰成

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