【銀座湖山日記/7月14日】 こども夢パーク

【銀座湖山日記/7月14日】 こども夢パーク

泰成君は、小学2年生。夏休み。
親しいクラスメート数人と、湘南海岸の友人の別荘に呼ばれた。
皆、母親同士が仲が良い。
ママ友が、子供連れで、湘南の海へ避暑に来たのだ。
お泊まりだったかどうかは忘れた。
ゴッホの絵のような、太陽。陽の輝き。
日向に出るだけで、私の子供の柔肌は、ジリジリ焼け焦げる。
母の体質で、泰成君は、色白、肌が弱い。
月のあかりには、馴染むのだが、太陽とは、折り合いが悪い。
すぐに真っ赤になって、痒くなる。
図書館に篭っている事が多いのもそうせいだ。
その上、海浜用のゴムゾウリを履いて、砂浜を歩くと、砂が跳ねて足に付いてくる。
それが、気持ち悪い。
やだ、やだ、と駄々をこねて、海の小屋から、1人だけ出なかった。
その後、ママ友の間では、いつも、その繊細軟弱な泰成君の事が、旅行の思い出と共に笑い話として聞かされた。
体質は、変わらないので、この度の夏の選挙報道を見るにつけ、私は、民主国家の政治家には向かないと納得した。
冬しか選挙は行わないと、憲法改正が行われない限り、私は、立候補できない。
応援演説も、遠慮する。
こんな子供の時の事を思い出したのも、昨日、子供が、裸足で泥んこまみれになって遊んでいる、ドロンコ公園を見学してきた。
こども夢パーク。
公営だが、指定管理で民間団体が運営している。
引きこもりの子供の支援活動から始まったそうだ。
学校に行かなくても、自然の中で、どろんこまみれになって、好きなように遊べる。
集団で遊んでいる子供はいなかったように見えたが、誰もが、明るく元気。
テレビのドキュメンタリーチームが、取材に来ていた。
好きなことは何でも出来る。
嫌なことは、何もしない。
砂も泥も、私はお呼びでないが、元気な子供の遊ぶ姿を見るのは、嬉しい。
TOKIOBAもこういう遊び場を企画していると思う。
私が構想する、バリアフリーの屋外リハビリ公園に、新たな発想を貰った。
この公園で2年間撮影をして完成した、ドキュメンタリー映画のチケットも買ったばかり。
連休は、映画館に籠ることになりそうだ。
太陽より、月のあかり、星の瞬き。
映画館の暗闇では、母親の子宮の中に戻る。
これから、立て替えなければならない保育園の構想の為に、幼児泰成君に意識が退行しているようだ。
子供の夢の実現が、老人の夢となる。

本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝いたします。

今朝のパルスオキシメータ 98・99・99
食前血糖 123 体温 36.2度

月よりの使者 代表 湖山 泰成

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