【銀座湖山日記/7月13日】日本工芸を支援する

【銀座湖山日記/7月13日】日本工芸を支援する

私の週末は、美術館か映画館巡り。
美術館は散歩風だし、映画館では、つまらない映画では居眠りをしている。
いくつも回るので、映画館美術館トライアスロンと呼んでいる。
都心ハイキングとも言える。
私は、機会があれば若いアーティストの支援の為に、初期の作品を購入する。
投資でもないし、趣味と言うほど入れ込んでいるわけでもない。
若手の支援。
アーティストの成長を、自分の人生と重ねて年輪、思い出として行く事が楽しいのだ。
特養ホームを、個人の作家しか展示しない、個人美術館としているのも、その考えによる。
数年毎に、その作家の作品を購入して、並べて展示するとその作家の作風の変化、成長を見る事が出来る。
自分の老を、若者の成長に置き換えていくのだ。
子供のいない人間の思考回路。
ご縁があり、元文化庁長官が代表の、日本工芸を支援する活動に参加している。
国立美術館の館長や、芸大学長といった方の集まり。
日本工芸旦那衆の会とも言う。
つまり、若手の作家の作品を購入するスポンサーになる活動をしている。
気をてらった作風より、自然で普段使いができそうな作品が好きだ。
普段使う食器に、高価な漆器、焼物は使わない。
高価なブランディグラスは、使っている間に皆割ってしまった。
やはり、本物でも、気張らずに普段使いできるものが身の丈に合っている。
日々手に触れて、飽きが来ない。
最近、施設竣工の記念品に、益子焼のカップを使っている。
施設職員に配るのだ。
来客にではない。
普通の普段の生活に、本物の食器を使う。
病院・施設では洗浄器を使うので割れてしまうので、残念だが、使っていない。
食器洗浄に美大学生のアルバイトを使い、施設使用ができないかとも考える。
工芸美術館に、介護施設を併設する。
保育園園児にも、本物食器で食事を提供する。
これも、日本の文化、伝統。
そして、本物の食育に相応しい。
幼児教育と言うより、幼児の頃の生活を大事にしたい。
園児に余計な干渉はできないのだが、保育園の食育の一環としてなら許されるのではないか。
自分が、両親のお陰で、幸せだったので、最近の社会のありように違和感を感じる。
自分が理事長の保育園や母子施設だけでも、もう少し、なんとかならないものだろうかと考える。
政治や、社会問題から逃げたいと思う蟄居老人の個人的な思案である。

本日職員新規PCR検査陽性者6名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・98・97
食前血糖 144 体温 36.2度

割れないロック・グラス 代表 湖山 泰成

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