私の週末は、美術館か映画館巡り。
美術館は散歩風だし、映画館では、つまらない映画では居眠りをしている。
いくつも回るので、映画館美術館トライアスロンと呼んでいる。
都心ハイキングとも言える。
私は、機会があれば若いアーティストの支援の為に、初期の作品を購入する。
投資でもないし、趣味と言うほど入れ込んでいるわけでもない。
若手の支援。
アーティストの成長を、自分の人生と重ねて年輪、思い出として行く事が楽しいのだ。
特養ホームを、個人の作家しか展示しない、個人美術館としているのも、その考えによる。
数年毎に、その作家の作品を購入して、並べて展示するとその作家の作風の変化、成長を見る事が出来る。
自分の老を、若者の成長に置き換えていくのだ。
子供のいない人間の思考回路。
ご縁があり、元文化庁長官が代表の、日本工芸を支援する活動に参加している。
国立美術館の館長や、芸大学長といった方の集まり。
日本工芸旦那衆の会とも言う。
つまり、若手の作家の作品を購入するスポンサーになる活動をしている。
気をてらった作風より、自然で普段使いができそうな作品が好きだ。
普段使う食器に、高価な漆器、焼物は使わない。
高価なブランディグラスは、使っている間に皆割ってしまった。
やはり、本物でも、気張らずに普段使いできるものが身の丈に合っている。
日々手に触れて、飽きが来ない。
最近、施設竣工の記念品に、益子焼のカップを使っている。
施設職員に配るのだ。
来客にではない。
普通の普段の生活に、本物の食器を使う。
病院・施設では洗浄器を使うので割れてしまうので、残念だが、使っていない。
食器洗浄に美大学生のアルバイトを使い、施設使用ができないかとも考える。
工芸美術館に、介護施設を併設する。
保育園園児にも、本物食器で食事を提供する。
これも、日本の文化、伝統。
そして、本物の食育に相応しい。
幼児教育と言うより、幼児の頃の生活を大事にしたい。
園児に余計な干渉はできないのだが、保育園の食育の一環としてなら許されるのではないか。
自分が、両親のお陰で、幸せだったので、最近の社会のありように違和感を感じる。
自分が理事長の保育園や母子施設だけでも、もう少し、なんとかならないものだろうかと考える。
政治や、社会問題から逃げたいと思う蟄居老人の個人的な思案である。
本日職員新規PCR検査陽性者6名
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 98・98・97
食前血糖 144 体温 36.2度
割れないロック・グラス 代表 湖山 泰成
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