【銀座湖山日記/7月2日】誰の心に寄り添うのか

【銀座湖山日記/7月2日】誰の心に寄り添うのか

病院と保育園。
どちらの仕事にも共通している事は何か。
病院では、認知症の老人と、意思疎通が難しい。
患者さんの、気持ちは、態度行動でわかるのだが、こちらの都合や意向を理解してもらう事が難しい。
食事や、お風呂を、気分次第で、拒否される事もある。
無理強いしても、放っておいても、虐待と言われかねない。
赤ん坊は、とにかく泣いてくれる。
私の面倒を見て、お世話をしてとばかりに。
でも、こちらの都合は、わかってくれない。
相手の都合に合わせるのが、医療介護保育。
選ぶのは、患者、園児の方で、こちらは、選ばれる方だ。
このお客様には、選ばれたくないなあと感じる時もあるが、ご指名は、天命。
逃げる事とも断る事も出来ない。
認知症の親を持ったお子さん。
難しい子供を持った親御さん。
どちらも、天命。
私達は、その家族が、戦友。
神や天使との逃げられぬ運命の家族が、本当のお客様であり、戦友でもあると感じる時がある。
親は、仏にも厄の神にも見える。
子は、天使にも悪魔にも見える。
私たちが、心を寄り添う相手は、実は、その家族だったりする。
また、私達の苦労と努力を理解してくれるのは、身近な利用者のご家族が1番。
保育園ならば、保護者、親御さんの心に寄り添って行かなければ、保護者が続かない。
私達は、昼当番。
親は、夜当番。
連携で、24時間、365日の児童の命と成長を支えている。
毎日、親と保育師は、相互に保育の引き継ぎをしている。
病院の看護師と同じだ。
デイサービスに近いかな。
家庭と保育園とのチームケア。
保護者家族と保育園スタッフとのチームケアが必要だ。

本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・98・98
食前血糖 184 体温 36.5度

院長と園長 代表 湖山泰成

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