【銀座湖山日記/6月14日】メロンの季節

【銀座湖山日記/6月14日】メロンの季節

私は、天然自然とほど遠い、人工的な生活の暮らし。
四季の季節にも、料亭の料理で気づく位だ。
花や木々の名前にも疎い。
花が咲いていないと、桜と梅も、区別がつかない。
活字や、映像でしか知識経験がない。
花鳥風月とは程遠い人間だと思う。
だから、日本各地の風景風土に憧れと郷愁を持って、心の中で大事にしている。
どこも、心の故郷。
美味しい料理は、良き季節の食材からと思う。
全国の施設を行脚できた時代は、その地の料理を職員と楽しむのが、幸せだった。
勿論、お酒も。
それまで、ブランディ、ウイスキー、カクテルなどの洋酒一辺倒だった。
一年中、夏でも冬でも、水割りでガソリンとしていた。
嗜好が、酒と肴に変わったのも、湖山の仕事のおかげ。
近年、酒を飲まず、ジンジャエール評論家となった。
最近、嫌いだったノンアルコールビールを、レストランで飲んだら結構美味しいかったので、驚いた。
苦くない。
喉越しも良い。
食事と会話と、新しいホテルのレストランの雰囲気に酔い、なんと、ほろ酔い加減を感じた。
このまま、その夜は、騙してほしいと願ったものだ。
ホテルのパンに季節感はない。
湖山の施設の地元の新米と、天然水で炊き立てを味わった時は、ご飯が立つと言うのはこう言う事かと感激した。
湖山の関東の施設は、東北の銘柄米を使っている。
老人は、ご飯の味に敏感。
ご飯の味の半分は、地元の水の良さだとも教えてもらった。
日本酒の蔵元と同じだ。
昨日は、本部事務所で、メロンが振る舞われた。
毎年恒例の鳥取のメロン。
全国の湖山の保育園、母子施設に振舞われるのだが、本部スタッフもお裾分けをもらった。
紙コップに入れられた、カットされたメロンをゆっくり味わう。
わずかな量だが、血糖を考えて我慢している。
6月は、メロンの月。
鳥取のメロン畑の風景を思い出した。
鳥取の職員の父親が、1人で耕作しているメロン・ハウス。
おじさんの顔と、喜ぶ園児の顔を思い出す。
園児には、銀座のメロンのお爺ちゃんとして、記憶に残ってくれると嬉しい。
本望です。
決算役員会のシーズンは、終わった。
今年の半分も、もう終わる。
今日は、新しい保育園設計の、コンセプト会議。
保育園から、老人ホーム迄。
湖山の事業は、三世代をつなぐ。
だから、湖山は、人生を守る、人生を豊かにする事業だと思う。
暮らしを守る建物。
暮らしを楽しくするスタッフ。
人が暮らす街。
それが、湖山の病院施設だ。
私も、そこで暮らして老いていく。
幸せな人生だと感謝したい。

本日職員新規PCR検査陽性者1名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 99・99・98
食前血糖 157 体温 36.0度

メロン大使 代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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