コロナで、映画館に殆ど行っていない。
その分、ネットで予告編を何回も見る。
米国の作品だと、予告編が製作開始から、何回も更新される。
上映直前には、最終予告編と告示して。
上映中は、メイキング編までネットに流される。
サービス満点。
でも、5回以上観てしまうと、もう、満足して観てしまった気になってしまう。
美味しいケーキも、料理中に味見をしてしまうと、ケーキが完成しても、満腹になってしまっているような状態。
実際に劇場で本編をしっかり観ても、予告編を超えるシーンが少ない。
つまり、最高のシーンを予告編で使い切ってしまっているのだ。
撮影が始まった頃は、作品イメージを上げるだけの、うまい宣伝がされる。
だから、観たい映画の予告編は、できれば観ない方が良い。
そうでないと、映画館に行く事が、まるで消化試合になってしまう。
予告編で知ってしまうと言う事と、本編2時間の世界で、映画の世界観にどっぷり浸かると言う事は違う。
シャワーで済ますのと、温泉に浸り切るくらい違うと思いたい。
今の私の孤独感は、湖山の施設で、職員と会えない事が半分。
映画館、美術館の世界に浸る事ができない事が半分。
どちらも、私の魂を支えている力、栄養だ。
もっと、光を、映写の光を。
もっと、声を、皆の声を。
なんだか、臨終のイマニュエル・カントみたいになって来た。
本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝いたします。
今朝のパルスオキシメータ 98・99・99
食前血糖 209 在宅大盛りカレーの至福
体温 36.2度
街かどの映画ファン 代表 湖山 泰成
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