【銀座湖山日記/5月28日】無い事の意味

【銀座湖山日記/5月28日】無い事の意味

学校の跡地に、介護施設と公園を作った時の事。
施設の一階は、壁を作らず、広いホールのようにして、公園に向けてバリアフリーでガラス戸のみで開放的にした。
公園に定番の砂場、ブランコ、滑り台だとを置かず、校庭のようにした。
児童施設の子供が、犬と走り回る。
車椅子の老人が自由に動ける。
盆踊りも、防災訓練もできる。
避難所にもなれる。
植木も何もない空間は、無地のキャンパス。
自由に何でもできる。
造作のない舞台。
ダンスでも演劇でもコンサートでも映画上映会でも、何でもできる。
玄関入り口の、人に都合の良い高さのひさし、ファザードは、救急車の赤色サーチライトが引っ掛かって入れない。
隣の施設との間に塀を作ると、消防車は入れない、施設に寄れない。
池や花壇を立派に作ると、スペースが歩行通路しか残らない。
余裕のある空間が建物内にも、敷地にも欲しい。
完成させない施設。
成長、変化する施設。
筆を入れる余地のあるキャンパス。
満開の桜ではない。
4分咲きの梅。
思い出した、番町小学校の校章だった。
若い、湖山は若い。
想いだけは、若返る、湖山の友と共に。

本日職員新規PCR検査陽性者1名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 96・98・97

お菓子厳禁 代表 湖山 泰成

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