【銀座湖山日記/5月14日】ヘリコバクター・ピロリ

【銀座湖山日記/5月14日】ヘリコバクター・ピロリ

昨年度の健保組合の赤字は5028億円。
今年の赤字は2770億円。
なんと、半減した事になる。
医療の進歩のおかげか。
コロナによる、受診抑制のせいだ。
それでも、国民死亡率や、寿命は悪くなっていない。
コロナのせいで、なんと国民健康データは、全体では、悪くなっていない。
複雑な心境。
でも、医学の進歩の如実な例を紹介しよう。
近年は、胃や大腸の外科手術が、めっきり減った。
内視鏡手術でポリープの段階で取ってしまう。
放射線治療も欧米並みに増えている。
胃癌、大腸癌も、激減している。
その前に、消化性潰瘍がなくなった。
原因のピロリ菌が発見され、抗生物質で完治できるようになったからだ。
これこそ、医学の進歩の成果。
若い時に、正確な名前を言えるように、一生懸命練習して、覚えた。
ピロリ菌が見つかったと聞いたら、正確な名前は知っていますか、と聞く。
ヘリコバクター・ピロリです、と余計な事を教えてあげる。
その頃、覚えた名前がもう一つある。
スピロヘータ・パリダ。
これも、覚えている必要は、なくなった。
梅毒の事ですから。

本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 97・97・98
食前血糖 153

龍神沼 代表 湖山泰成

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