日本の介護事業者の大手は、上場企業で占めている。
その中でも、介護事業専業で上場した業界を代表する大手が、ファンドに全株式を譲渡とし、上場を廃止する例が続いている。
創業オーナーが、多数の株を持っているので、相続税対策かと思ったが、それだけでもないらしい。
高齢者がますます増える。
マーケットが伸びる。
すると、お金と人の余った大企業が、一斉に参入し、過当競争となり、共倒れとなる。
過去の不動産バブル、リゾートバブルがそうだった。
後継者難、資金難の個人事業者。
他業種展開しすぎて、事業をリストラしたい大企業。
様々な理由があるだろうが、とにかく、株を売ってくれるところから、買い占めて、肥大化させて、高収益の成長企業とする。
再建時には、リストラをしても、最後は成長路線に乗せ、再上場させる。
企業を買収して、早くて3年、遅くても5年くらいで、購入時の倍で、株を売却する。
これが、ファンド買収企業の一般路線のはず。
予想外のコロナも終焉する。
労働力不足も介護の機械化、IT化、AI化で合理化する。
こういった見通しで、高利回りの成長企業に再生する。
そうして、とにかく、最後には、マーケットに高く売り抜ける。
企業の株式市場への転売が基本。
結果としてそのようになっていないのは、介護業界が、過去の見通しよりも厳しいからに他ならない。
国の医療保険・介護保険抑制政策は勿論。
コロナは、想定外だったろう。
だが、基本的に、日本においては、保育、教育同様、社会福祉事業をビジネスとして産業化するのは、やはり難しいと思う。
可能なら、病院も、大学も、補助金なしで、株式会社で経営可能なはずだ。
介護と保育事業は、株式会社でも認められている。
でも、高い利回りと成長が必要な株式マーケットにそぐわない現状があると思う。
湖山は、あらゆる種類の医療法人、社会福祉法人、一般財団法人、一般社団法人、NPO、株式会社がsる。
陸海空軍の全てが揃う、連合艦隊、連合共和国。
その経験から、そろそろ法人制度の見直し、統合が必要と思う。
全ての、創業と経営をしている私が、そう実感している。
暗雲立ち込める、不穏な時代だ。
見識のある業界関係者と、未来を語る会を作ろうと思う。
本日職員新規PCR検査陽性者3名
ご苦労様です。感謝いたします。
今朝のパルスオキシメータ 96・98・99
食前血糖 179
事業者 代表 湖山 泰成
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