【銀座湖山日記/4月12日】週休3日

【銀座湖山日記/4月12日】週休3日

医療において、給与条件は、昔は、国立公立より、民間の方が良かった。
大学病院においても、民間から良いポストを提示されて、副院長、診療部長に就任するのが一般的コースだった。
大学教授から、命じられて年期奉公のように地方の民間病院に派遣される例もあったろうが、給与は高かった。
国の政策が、病床削減で、民間病院の経営が苦しくなると、生涯賃金や社会保障、つまり年金退職金まで考慮すると、公立の病院の方が恵まれている時代になった。
薬剤師も、民間中小病院よりも、上場した調剤薬局チェーンの方が労働条件が良い。
特に、休日や社会補償制度が大企業標準なので、民間医療機関では全く敵わない。
福祉介護施設も同じ。
地方の公立、社協の特養ホーム、保育園も民間の労働条件よりも良い。
民間は定年が実質ないに等しいが、エッセンシャル・ワーカーは肉体的に厳しいので、定年で退職金をもらって引退したい人が多い。
公立小中学校の教師も同じ。
クルーズ船飛鳥のお客の過半数は、定年退職後の教師だと聞いた事がある。
介護施設も、中小民間法人、ファミリービジネスが多い。
これからは、大企業が週休3日を目指す。
1日10時間勤務で、週4日勤務すれば、週40時間勤務となる。
理屈では可能。
でも、実現には、当直専門者、AI化、機械化など改革と莫大な資金が必要となる。
流通や、飲食業と同じだ。
大手コンビニチェーン、大手回転寿司、大手薬局チェーンと同じ。
医療福祉法人も、つまり、医療介護保育事業も中小は成り立たなくなる。
労務倒産と言っても良い。
日本においては、医療福祉も農業と同じようになる。
世代交代の時期に、担い手がいなくなってしまう。
湖山が大法人を目指してきたのは、大企業、公立の労働条件に負けないように処遇する為。
その一点の為に、事業拡大をしてきた。
その時代の幕開けが近い。
一般産業と同じように、事業の寡占化が進む中で、地域性多様性をどう守って行くか。
ハートとセンスで生き残って行けるか。
正念場の時代を迎える。
湖山も週休3日を目指す。
更に、休みを使った、ボランティアアルバイト事業も創設する。
年休を使った、長期学習休暇の支援制度も検討したい。
その為に、毎日檄を飛ばす。
許せ。
私も必死だ。

本日職員新規PCR検査陽性者3名
ご苦労様です。感謝致します。

パルスオキシメータ 98・98・96
食前血糖 204

毎日が日曜日 代表 湖山泰成

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