【銀座湖山日記/4月2日】経営する会計士

【銀座湖山日記/4月2日】経営する会計士

最近は、アメリカのように大企業の社長になる弁護士が増えて来た。
海外とのグローバル事業抜きには事業発展はないし、合併も、法廷闘争は必須。
上場企業クラスだと、株主訴訟は当たり前。
でも、会計士で社長を引き受けて、成功した事例は知らない。
弁護士と、会計士との職制の違いよりも、なる人のキャラクターの違いだと思う。
闘う弁護士はいても、闘う会計士というのは想像しにくい。
大夫昔の話だが、銀座の大物会計士で、アメリカで開発された養毛剤の権利を買取り、日本での販売会社を立ち上げた人がいた。
頼まれて、薬問屋の重役を紹介した。
その重役が、自ら試してみたら、頭皮がかぶれてしまった。
強すぎたのだ。
それでおしまいになったのだが。
とにかく、その大物会計士は、毎日のように銀座のクラブを豪遊していた。
ツケが溜まっているので、私を誘う。
やけ酒のように酒をあおっていた。
しばらく経ったら、自己破産したとの噂を聞いた。
最近も、病院・特養ホームの買収転売を仕掛けた大物会計士が自己破産した。
何故、頭の良いはずの、会計の専門家が経営に乗り出し、破産するのだろうか。
それは、私にはわかる。
会計士の顧客は事業に成功したお金持ち。
でも、その成功した経営者の多くは運が良かった成り上がり者が多い。
学識も教養も経営学も会計学も、会計士の自分に比べたら遥か下。
そんな人間が大金持ちになって、この世の春が如区、威張って遊びまくっている。
賢い会計士はそんなクライアントに使われるのがバカバカしくなる。
賢く、真面目な自分が経営すれば、もっと成功して当たり前と考える。
でも、新規事業の成功の要は、実は営業力。
どんな素晴らしいアイデアも、人が本気になって売りに歩かなければ信用されない。
どんな素晴らしい製品も、販売ルートを確保して、営業が動かなければ、売れない。
頭より、財務分析より、情熱と夢とそれを仲間に伝えるコミュニケーション能力。
スティーブン・ジョブスやイーロン・マスクが会計士を頼っていたはずはなかろう。
むしろ、経営常識を裏ぎる狂ったような事業欲こそ、成功の要。
子供のような夢こそ成功の秘訣。
知性と情熱の双方を兼ね備えた経営者など、そうはいない。
だから、夢を追う経営者の私は、誠実な弁護士と会計士を尊敬して頼るのです。
頭の良い会計士の先生、医療福祉の顧問先に経営上の問題があれば、遠慮なく湖山にご相談ください。
頭は良くなくでも、夢と情熱のある経営士官候補生は、湖山に多数おります。

本日職員新規PCR 検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・98・98
食前血糖 148

元経営士官候補生 代表 湖山 泰成

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