【銀座湖山日記/4月1日】湖山へようこそ

【銀座湖山日記/4月1日】湖山へようこそ

春は、人事移動、昇格の時期。
ネットだが、新しく、係長、主任に昇格する新任幹部と面談をした。
皆、現場で頑張って来た10年選手。
新卒からの人もいる。
テレビ画面にも慣れて来たらしい。
若い笑顔が眩しい。
緊張しているだろうが、挨拶はしっかりしている。
もっと、もっと、出世してほしい。
給料が上がるのは勿論、責任も権限も大きくなる。
チームを作り育てる事が出来るようになる。
自分のチームを作らないと、チームケアは出来ない。
部下を守り育てる事が、幹部の仕事、責任。
あなた自身の居場所を作って欲しい。
湖山は、どの職員も、どこかに自分の居場所を見つけることが出来る。
湖山のホームは、マイホーム。
私達職員自身にとっても。
私は、子供の時から、1人本を読む事以外出来る事がなかった。
友達と遊ぶ事も出来ない引きこもりだった。
友達と会話が出来なかった。
教室で、1人で発表はできるのだが、校庭で友達と遊ぶ事が出来なかった。
それで、入室禁止のはずの図書室に隠れて1人で本を読んでいた。
土日も、父の書斎で本を読んで過ごした。
自分で、豆を挽いてコーヒーを淹れて。
小学校の時は、6年かけて、図書室全ての本を読んだ。
高校の時も、図書室の岩波新書を全て読んだ。
歩きながらでも、電車の中でも、寝床の中でも、本を見つめていた。
友達の顔を見る事ができなかったからだ。
美術館、映画館に篭るのも、1人でいられるかだと思う。
そういう私も、皆さんのお陰で、湖山で自分の居場所を見つける事が出来た。
そんな思いで、皆さんに語りかける。
皆さんの表情が良くわかるように、急遽代表室のテレビを超大型に変えた。
壁一杯、3メーターはあろうか。
4Kも観れる。
これでは、映画館に行かなくなるのもわかる。
葉山の施設から、桜の写真を送って貰った。
ソメイヨシノが美しい。
電脳の世界に慣れてきたのだろうか。
今日は、入職式が全国多数ある。
ズーム参加だが、笑顔を画面一杯で挨拶できるのは嬉しい。
泣きたくなる事もあるが、皆さんの笑顔で頑張っている。
施設のご老人と同じだ。
君達が未来の湖山を創る。
ようこそ、湖山へ。
みんな集まれ、湖山の村。

本日職員新規PCR 検査陽性者2名
今朝のパルスオキシメータ 97・97・98
食前血糖 201

メタバースコヤマ 代表 湖山 泰成

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