湖山の経営幹部の多くは、現場担当上がりの叩き上げ。
実際、看護師、介護福祉師、理学療法師が多い。
事務でも、現場事務長、施設長経験者が多い。
かくゆう私も、28歳で常任理事に就任したが、毎週木曜日は当直をした。
銀座の救急病院で、毎日5台平均の救急車が深夜飛び込んでくる。
交通事故も、建築現場事故も、飲酒も、錯乱者も、予告なく飛び込んでくる。
そして、当直のスタッフは皆、アルバイトの日替わり医師、ナース。
患者の家族の対応も苦労した。
旅行者も多く、連絡先がわからない。
ホテルに帰ったら、そのまま帰ってしまい、治療費を踏み倒されたり。
自宅を調べて、毎日訪問したり。
ホテルを日参したり。
社会常識のない若い医局員にも、閉口した。
尊敬できる医師にはなれないだろう、という不良医師も、沢山いた。
銀座で当直アルバイトをして、偉い教授になられた方もいた。
何十年経って、学会でその事を挨拶されて恐縮した事もある。
現場が、幹部職員を育てる。
全ては、現場から動く、生まれる。
私も、コロナで、現場周りができず、銀座で、会議や役員会ばかり。
そこでは、役員や担当幹部に、自己弁護、言い訳ばかりしている人がいる。
法人の当事者役員、法人本部幹部なのだが、普段、現場にいないのだろう。
これから、報告を受けます。
私も、聞いたばかりなので。
現場施設長に注意してきました。
許してやってください。頑張っているのですから。
まるで、外部コンサルタントか、顧問か、会計事務所か。
君は、何様なのか、何なのか。
あるゆる問題の責任当事者ではないか。
会議で他人事のように、自己弁護をするか、部下を庇うかばかり。
問題を起こさないように、指導教育をする。
それでも、問題が起きたら、職員が潰れないように庇い、励ましながら果敢に問題にチームとして取り組む。
当たり前だ。
でも、結果として問題を解決する。
責任を取る。
事件は会議で起きているのではない、現場で起きているのだ。
と言う、テレビドラマがあった。
その通り。
湖山で部下に尊敬されている幹部は、すぐに現場に飛んでいく。
現場の一員として、溶け込み、一体化し、チームの一員となって共に戦う。
だから、現場職員の部下も頑張れるのだ。
残念な幹部は、大抵事務職で、本部で育ち、現場経験が少ない。
現場で汗をかいて施設を立ち上げた経験の少ない人だ。
本社エリート幹部の気分なのだろう。
湖山に、現場の労働を搾取する上部構造はいらない。
自己保身の幹部は部下を不幸にするだけだ。
湖山は現場が全てだ。
役員幹部の人事異動の季節。
自信過剰で傲慢な幹部を反省させ、教育するチャンスでもある。
現場に訴求力のある経営幹部が理想。
私も、現場職員もその事をわかっている。
幹部本人にわかっていない人が、一部いる事が問題だ。
当人は、悪い人ではないことも、自覚を遅らせている。
どうしたら良いのだろう。
組織の問題は、現場職員ではなく、資質の足らない未熟な幹部。
勿論、私自身の問題だが。
本日職員新規PCR検査陽性者0名
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 98・98・98
血糖 192
菓子パン大好き 代表 湖山泰成
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