【銀座湖山日記/3月4日】湖山のマトリクス経営組織

【銀座湖山日記/3月4日】湖山のマトリクス経営組織

経営学で、マトリクス経営と言うが、湖山Gは、そのものだ。
東京と地方。
医療と介護。
同一法人で、東京と地方で、医療と介護を展開している医療法人もある。
社会福祉法人も株式会社も、同一法人で、地方と首都圏に双方に展開をしている。
組織、地域が、4つのマトリクスになっている。
その区割りの中で、介護が優先して発展してきた。
医療は、歴史的に、日本中に整備されていたから、自らは必要はなかった。
だから、医療保険の後に、介護保険ができて、介護事業だけの上場企業も発展した。
でも、医療が過剰と言われた都会でも、コロナのせいで、救急患者ですら、入院がなかなかできなくなってしまった現実がある。
地方は、もともと医療資源が少ない。
開業医はいても、コロナ入院ができる病床は相対的に少ない。
特養ホームや高齢者住宅は、老人の囲い込みとなって、医療側が積極的に診療に来てくれたし、民間病院も積極的に入院させてくれた。
それが、コロナで状況が変わってしまった。
東京の特養ホームで、公的病院から、協力医療機関をおりたいとの話が、初めて現実的にあった。
驚きだ。
今までは、他の医療機関を紹介してくれた。
行政が調整してくれる事もあった。
あって当たり前の医療インフラが、足らなくなって来た。
今回は、知り合いの理事長の好意で、協力医療機関を見つける事ができたが、どこでも見つけられるとは限らない。
医療は医師のネットワーク。
頼りになる医師がいなければ、介護は成り立たない。
日本では、90%以上が、病院で亡くなっている。
それが、高齢者施設や、在宅で亡くなる人が増えるだろう。
それが、元々、日本の医療政策の流れであったとしても、現実にはまだ、社会では体勢が構築されていない。
国民、家族も心の準備ができていない。
せめて、在宅医療が、もっと特養ホームに入れるようにしてほしい。
せめて、看取りだけでもして欲しい。
医療サービスは、自然には生まれない。
行政と医師会の確信的リーダーシップが必要だ。
医療福祉は、新自由主義、新資本主義の考えだけでは育たない。
湖山Gは、自立・自前でも医療を充足させたい。
湖山の経営は、これからは、マトリクスの枠を壊してでも、人の命を救う。
助けあう。
私の経営者としての時間は、後、どれだけあるのだろう。
この日記を書く度に、その疑問から考え始める。
命尽きる迄、全力を尽くす。
後継者は育ちつつある、と信じている。

本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 97・97・97
血糖値 225
エネルギー充填105%  代表 湖山泰成

ーーーーーーー 

【銀座湖山日記】

http://koyama-cn.com/

● https://www.facebook.com/koyama7412