【銀座湖山日記/2月12日】舞台を降りた役者

【銀座湖山日記/2月12日】舞台を降りた役者

私は、経営者を演じている役者なのだろうと思う時がある。
この連休は、自宅に篭って布団を被ってテレビを観ている。
心も体も休まなければ。
今は、行動する活力が湧かない。
会議、役員会での、自分のテンションが高いので、翌日は、意気消沈でバテてしまっている。
座禅とは言わないが、落ち着いた精神を維持するには、どうしたら良いのだろう。
昼は、周囲の職員との応対で時間が過ぎて行く。
深夜、舞台を降りた役者は、自分が英雄でも、勇者でもない事に気がつく。
血糖と同じかなあ。
計測すると、意外に波が激しい。
情熱と行動で、人生を切り開いて来た自分としては、今の状況が1番辛い。
躁鬱気質である事は、自覚していたが、明け方がキツイ。
孤高のリーダーなど、いるのだろうか。
私は、周りにあやしてもらっている赤ん坊みたいだと思う。
強い自己の意思など、怪しいものだ。
何時も、誰かの声、誰かの笑顔に導かれている。
贅沢で勝手な人だと思われるかもしれないが、本当にいたわりと優しさを求める。
優しさがなければ、生きている資格はない。
でも、生きて行く為の強さが無くなってきた。
強くなくても、生きていける湖山Gを望むのは、勝ってすぎるのだろう。
社会の風を帆に受ける。
スタッフの息吹きを、頬に感じる。
日が昇れば、自分は、必ず舞台に登れる。
そう思って、この日記を書く毎日だ。

本日職員新規PCR検査陽性者6名
今朝のパルスオキシメータ 98・98・98

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【銀座湖山日記】

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