不動産バブル崩壊から、30年位たった。
その後、リーマンショックなど、経済不況はあったが、日本の不動産バブル崩壊が1番印象深い。
銀座は、日本中から成金の集まる街。
その経営者達の栄枯盛衰を身近に見てきた。
患者としても。
そしてその家族も、会社の職員も。
救急病院から見える世界、家族、相続は、シュール。悲惨。
その人生経験が、湖山Gの経営を守ってきたし、湖山泰成の人生を不幸にもしてきた。
父は、医師としての、職業倫理で持って、自分を律していたのだと思う。
顧問弁護士、会計士のように、脇役に徹していた。
父に、病院開設、出版、講演、起業などを誘う人は多かったが、父は、そういう事になんの魅力も感じなかった。
患者さんと、食事、ゴルフ、囲碁をする事以外、人付き合いはなかった。
医師会にも、病院会、ロータリーにも、関心がなかった。
病院にこもっていたが、院内でも、外でも、いつも明るかった。
患者や、身内の死に面しても、感情を人に見せなかった。
そんな昔を思い起こした。
さて、30年後の今はどうか。
あの頃の、社会の雰囲気を感じる。
素人の大企業や、不動産会社が、介護事業に参入する。
老舗経営者が、会社を売り抜ける。
世の中が、この仕事は儲かると思い出した時は、もう、参入過多で、共倒れになる。
日本でよくある事。
介護施設も、保育事業もこれからは生き残り競争。
産業も、戦争も30年周期で、また起こる。
何故か。
世代交代だと思う。
その時代の悲惨さを体験した世代から、そうでない若い世代に変わるからだ。
世の先達が、歴史を学べと諭すのは、そういう理由だ。
医療、介護も保育も、倒産と寡占が始まる。
社会保障制度そのものも、悪い方に変わるだろう。
インフレと不況は、大正ロマンの再来となると予想したのだが。
コロナ蟄居社会は、また、別の世界となりそうだ。
蟄居し、孤独でも、心は湖山でつながる。
そういう湖山Gを構築する。
本日職員新規PCR検査陽性4名
御苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 96・98・98
タイムトラベラー 代表 湖山 泰成
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